日本でも富裕層の間で「ウェルスマネジメント」が浸透するなか、今求められているのは、単なる資産運用ではなく“知見”を生かした戦略的投資だ。
MUFGとモルガン・スタンレーのアライアンスが生み出した「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド」。その狙いを4人のキーパーソンに聞いた。
日本でも富裕層の間で「ウェルスマネジメント」という概念が浸透しつつある。資産運用、税務対策、相続、事業承継―。
かつてプライベートバンキングが担ってきた“運用”中心のサービスは、今や人生設計全体を支える包括的なマネジメントへと進化している。
今回話を聞いたのは、この潮流の中核を担う4人のキーパーソンだ。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券（MUMSS）取締役 副社長執行役員の浜田直之（以下、浜田）、モルガン・スタンレーの資産運用部門（モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント［MSIM］）責任者のベン・フネケ（以下、フネケ）、同カウンターポイント・グローバル運用チーム マネージング・ディレクターのケリー・ジェームズ（以下、ジェームズ）、そして三菱ＵＦＪアセットマネジメント（MUAM） 常務執行役員 マーケティング部門長の川上豊（以下、川上）。
彼らが手がける2025年9月2日設定「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド」の狙いに迫った。
日本の富裕層に定着しつつある「ウェルスマネジメント」の現在地
「かつての日本では、黙っていてもデフレ率という実質的に利息が付く時代でした。しかし、今や世界的なインフレに変わり、“投資をしてもいい”から“投資をしなければ”という時代に変化しつつあります」
MUMSSのウェルスマネジメント改革を牽引してきた浜田は、債券中心の保守的な運用ではインフレに対応するのは難しく資産防衛の観点からも新たな戦略が必要になったと指摘する。
「MUMSSは単なるブローカーではありません。お客さまごとにウィッシュリストを作成し、金融の枠を超えたソリューションを提供しています。日本の富裕層の意識も変わりつつあります。今では米国の成功事例を自ら学び、そのエッセンスを取り入れています。そうした流れを受けて誕生したのが、日米の知見を融合した『モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド』なのです」
米国が築いた「ウェルスマネジメント」成功の方程式
「モルガン・スタンレーには、米国で30年以上にわたるウェルスマネジメントの歴史があります。テクノロジーの進化と熟練したアドバイザーチームの力こそが米国ウェルスマネジメントの真の強みです」
米国市場の発展を語るのは、MSIM責任者のフネケだ。AIやテクノロジーを活用することで、より多くのお客さまに対して個別にカスタマイズされたプランニングが可能になったという。
「ウェルスマネジメントで重要なことはお客さまとの強い信頼関係です。私は、ウェルスマネジメントはローカルビジネス、資産運用はグローバルビジネスだと考えています。MUFGが構築したお客さまとの信頼関係に必要なソリューションを、グローバルな知見で支援することが私たちMSIMの使命だと考えています」
このようなグローバルファームとしての知見を生かし、新しい視点を提供するのが「インサイト戦略」である。急成長企業と成熟企業の双方に目を向けたその独自の投資手法を、ジェームズは具体例を挙げてこう説明する。
「私たちの戦略は、急成長企業への早期投資による収益拡大と、成熟企業への安定投資の両立を目指すことです。例えば、『アファーム・ホールディングス』では、後払い決済という革新的モデルに早期から注目しました。また『テスラ』には2013年に投資し、一度利益確定後、ロボタクシーなど新たな領域に可能性を見いだして再投資しています」
カウンターポイント・グローバル運用チームは銘柄だけでなく、ディスラプティブ・チェンジの調査も20年以上行っている。
「生成AIや機械学習のような“破壊的変化をもたらす技術”が、どの産業を変えるのかを予測し、同時に淘汰される企業も見極めます。私たちのチームは、変化を恐れず、その“洞察”を投資判断に変える力を磨いてきました」
「変化を見抜く力」とアライアンスが生んだ新たな価値
日本の皆さまの資産形成に高品質なプロダクトを提供することが使命だと川上は語る。
「低コストでわかりやすいインデックスファンドによって投資家のすそ野が拡大しているなかで、投資家の“ニーズ”も多様化しています。よりリスクをとって高いリターンを狙う人もいれば、安定や社会貢献を重視する人もいる。そうした多様な価値観に応えるためには、インデックスファンドとは異なる価値を提供できる真のアクティブファンドが必要だと考えました」
川上は、「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド」の意義をこう語る。
「当ファンドは“変化を見抜くこと”を軸に、高いリターンを追求するファンドです。ボラティリティを恐れず、むしろ好機ととらえて攻めの投資を行います。十分に分散されたポートフォリオをもちながら、さらなる成長を狙う投資家に向けたプロダクトなのです」
最後に、MUFGとモルガン・スタンレーのアライアンスがもたらす価値について川上はこう締めくくる。
「両者はさまざまな領域で協働を行う良きパートナー。その信頼と強固な基盤により、米国で歴史ある『インサイト戦略』が『モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド』として日本で誕生しました。希少性の高いこのファンドを通じて、投資家の皆さまには新たな体験と価値を実感していただけるはずです」
富裕層の投資が“守る”時代から“洞察する”時代へと移り変わる今、その転換点に立つ当ファンドは、まさに知見を資産に変える新しいウェルスマネジメントの象徴と言えるのかもしれない。
＊インサイト戦略とは、当ファンドが活用する戦略です。
＊インサイト戦略の投資手法をご理解いただくために組入銘柄の一例を紹介していますが、個別銘柄の推奨を目的とするものではなく、インサイト戦略および当ファンドにおいて当該銘柄を組み入れることを保証するものではありません。
モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド（為替ヘッジあり）／（為替ヘッジなし）
追加型投信／内外／株式
＜留意事項＞
本広告では、ファンド名を総称して「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド」「当ファンド」ということがあります。当ファンドの株式等の運用にあたっては、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・インクに運用指図に関する権限を委託します。投資信託にはリスク（投資元本を割り込むおそれ）があり、購入にあたっては手数料等その他の費用がかかります。詳細は、リンク先の「リスク・費用」をクリックしてご確認ください。リンクを読み込めない場合は、下記ホームページから交付目論見書をご確認いただくか、お客さま専用フリーダイヤルまでお問い合わせください。本広告は三菱ＵＦＪアセットマネジメントが作成したものです。投資信託をご購入の際は、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書（交付目論見書）の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。販売会社は、下記の照会先でご確認いただけます。本広告の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。本広告は信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。投資信託は預金等や保険契約とは異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。銀行等の登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の補償の対象ではありません。投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い委託会社が運用を行います（2025年12月作成）。
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三菱ＵＦＪアセットマネジメント株式会社
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