カルチャー

2025.12.17 08:15

人類の進歩は夢想と筆記具が生み出す ぺんてるなど文具4社が結集 AIに頼らぬ空想力の復権

プレスリリースより

プレスリリースより

飛行機、夜間照明、インターネット、宇宙旅行……、これらはみな突拍子もない絵空事から始まった。そんなAIに頼らない自由な空想力を人々に取り戻してもらおうと、ぺんてる、プラス株式会社ステーショナリーカンパニー、日本ノート、セーラー万年筆の4社は「人類にエソラゴトを」プロジェクトを始動した。

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これは「絵空事を描けることこそ、人類を前進させる種ではないか?」と世の中に問いかける活動だ。そうした絵空事、つまり夢想する力を支えるのが文房具であり、「絵空事を描く力を世の中に取り戻してもらう事業を届けていくこと」が使命だと4社は考えた。

その活動の第一弾として、2026年1月7日から1月21日まで、日比谷OKUROJIにて、プラネタリウムクリエイター大平貴之氏の監修によるインスタレーション「都市洞窟エソラゴト ver.0」が開催される。音楽に作曲家のエリック・アーロン氏、学術協力に先史学博士の五十嵐ジャンヌ氏を迎えるという豪華な顔ぶれのイベントだ。

「都市洞窟エソラゴト」空間イメージ
「都市洞窟エソラゴト」空間イメージ

残念なことに、今回は完全招待制ということで一般公開はされない。ただ、「これからの4社の展開にご期待ください」とのこと。ver.0としているからには、ver.1やver.2があるのだろう。そのほか、どんな活動が行われるのか楽しみだ。

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プレスリリース

文 = 金井哲夫

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