2. 『レッド・ノーティス(Red Notice)』(2021年)
ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズが主演するアクションコメディ『レッド・ノーティス』は、2021年の配信開始後、ネットフリックスにおける世界で最もストリーミング再生された映画となったが、その座は2025年秋に明け渡すことになった。
ジョンソンが演じるのはFBIプロファイラーのジョン・ハートリーである。彼は、宝石が散りばめられた希少な卵の盗難事件を捜査するうちに、悪名高い窃盗犯ノーラン・ブース(レイノルズ)と、そのライバルであるサラ・ブラック(ガドット)、通称“ビショップ”の世界に巻き込まれていく。
『レッド・ノーティス』は2021年11月12日にネットフリックスで配信開始され、最初の91日間で2億3090万回の視聴を記録し、視聴時間は4億5420万時間に達した。
1. 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ(KPop Demon Hunters)』(2025年)
マギー・カンとクリス・アッペルハンスが監督を務めたアニメ・ミュージカル『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、6月20日にネットフリックスで配信されるや世界的なセンセーションとなり、9月初めまでには、これまでネットフリックスの世界最多視聴作品だった『レッド・ノーティス』を抜き、歴代1位の座に躍り出た。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、ルミ、ミラ、ゾーイというスーパースターK-POPボーカルトリオの活躍を描く。3人の声を担当するのは、それぞれアーデン・チョ、メイ・ホン、ユ・ジヨンである。彼女たちは、自分たちの力を使ってファンを守り、正体が悪魔であるボーイズグループと戦う。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、ネットフリックスでの配信開始から最初の91日間で3億2510万回の視聴を集め、視聴時間は5億4180万時間に達した。ネットフリックスは続編を企画しており、2029年の公開が予定されている。


