グリーンは、エプスタイン文書の公開拒否を契機にトランプと決裂
グリーンの『60ミニッツ』でのインタビューは、トランプがエプスタイン文書の自主的な公開を拒否したことで、両者の関係が決定的に悪化した後に収録された。この件でトランプはグリーンを「裏切り者」と呼び、すでにグリーンは辞職を発表している。
グリーンは同番組の中で、トランプの支持者から殺害予告を受けたこと、そして、それを大統領に報告した際も「極めて不親切」な対応をされたことを話した。また、共和党議員らは「トランプを一言批判しただけで、ひどいトゥルース・ソーシャル投稿を浴びせられることを恐れている」と述べ、彼らも裏では「トランプについて全く違う話をしている」と語り、その内容を知れば「人々は驚くだろう」と述べた。
トランプ政権が、国内政策よりも大口献金者への利益誘導を優先したと指摘
さらにグリーンは、トランプ政権の政策優先順位についても批判し、「アメリカ・ファーストを掲げる大統領なら、第一に取り組むべきは国内政策だったが、実際にはそうではなかった」と発言し、トランプが「主要産業や大口献金者に利益を与える行動を取った」と指摘した。
また、グリーンによれば、トランプはエプスタイン文書の公開を推し進めるグリーンを非難したといい、文書公開を義務付ける法律(現在は成立)を支持した彼女に対し「激怒した」と語った。トランプが文書の公開に反対した理由について、グリーンは、「そうすれば人々を傷つけることになると彼は言った」と話している。


