ファッション

2025.12.20 15:30

新しい靴と鞄で下町探訪─連載 Forbes JAPAN CIRCLE 30

新しい靴と鞄を新調する。するとどうだろう、どこか見知らぬ地へと足を運びたくなるものだ。歩行し、モノを運ぶという移動という行為をサポートするために進化をしてきたそのDNAが人を、果てしなき旅へと誘うのかもしれない。今季は大きめなバッグやブーツなど、より旅を想起させるアイテムがトレンドとなり、この冬の旅を彩ってくれるはずだ。


細部にまで貫かれた巨匠の美学を堪能

バッグ[H35×W42.5×D30cm]759000円、ブーツ297000円、ブルゾン1650000円、セーター198000円、パンツ308000円、グローブ137500円〈すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパンTel:03-6274-7070〉サングラス57750円〈ジョルジオ アルマーニ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービスTel:0120-990-307〉
バッグ[H35×W42.5×D30cm]759000円、ブーツ297000円、ブルゾン1650000円、セーター198000円、パンツ308000円、グローブ137500円〈すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン Tel:03-6274-7070〉サングラス57750円〈ジョルジオ アルマーニ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス Tel:0120-990-307〉

きめ細かいカーフスキン製の上品なダッフルバッグは、幅のあるマチで容量が大きく普段使いから短期旅行まで対応。ロングジップが特徴のスエードブーツはモダンな足元を演出する。ファー素材を用いたブルゾンによる、モードテイストの装いがマッチ。

対極的要素の融合が新鮮な逸品を生み出す

バッグ[H43×W31×D18cm]618200円、ブーツ247500円、ブルゾン454300円、セーター255200円、パンツ226600円〈すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパンTel:03-5276-8300〉
バッグ[H43×W31×D18cm]618200円、ブーツ247500円、ブルゾン454300円、セーター255200円、パンツ226600円〈すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン Tel:03-5276-8300〉

ムラ感と深みのあるバーガンディカラーのカーフスキンが美しいバックパック。背面にはパンチングを施したスエードを用い、背負った際の快適さも考慮されている。そんなバックパックと好相性なレースアップブーツは、表情豊かなシボ革に高級感が漂う。ラギッドとラグジュアリーの融合が新鮮だ。ノンウォッシュデニムのトラッカーブルゾンとネイビーパンツによる、カジュアルとドレスの要素を併せもつ装いと好相性。

今日まで受け継がれた創業者の美意識

バッグ[H31×W45×D15.5cm]462000円、ジャケット506000円、パンツ242000円〈すべてフェラガモ/フェラガモ・ジャパンTel:0120-202-170〉メガネ63800円〈アイヴァン7285/アイヴァン 7285 トウキョウTel:03-3409-7285〉
バッグ[H31×W45×D15.5cm]462000円、ジャケット506000円、パンツ242000円〈すべてフェラガモ/フェラガモ・ジャパン Tel:0120-202-170〉メガネ63800円〈アイヴァン7285/アイヴァン 7285 トウキョウ Tel:03-3409-7285〉

創業者サルヴァトーレ・フェラガモが、1950年に考案したサンダルを着想源とするアイコンバッグ「ハグ」。その名は優しげな抱擁(Hug)を思わせる、ボディと一体になったクロージャーの形状から名付けられたものだ。バックルはアイコンのガンチーニがモチーフであり、さりげないアクセントに。スーツからカジュアルまで、幅広い服装と洒脱にコーディネイトできるのも魅力的である。

アイコニックな品々はオールマイティな使用感

バッグ[H33×W30×D15.5cm]627000円、靴245300円、ブルゾン720500円、パンツ213400円(すべて予定価格)セーター224400円〈すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービスTel:0120-00-1854〉
バッグ[H33×W30×D15.5cm]627000円、靴245300円、ブルゾン720500円、パンツ213400円(すべて予定価格)セーター224400円〈すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス Tel:0120-00-1854〉

シボが美しいグレインレザーを用いたショルダーバッグは、裏返したスエード面でも使えるリバーシブル仕様。さらにトートバッグにもなるなど、多彩な持ち方と表情が楽しめる。レザーグッズのディテールをアレンジしたヒールのバックタブが目を引くダービーシューズは、クラシックなハイキングブーツから着想した男らしいデザイン。モノグラム・モチーフをちりばめた、上品なパンツと合わせたい。

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direction by Akira Shimada | photographs by Akira Maeda|styling by Makoto Yoshino|hair & make-up by Takeshi Kato|model by Hideki Asahina|text by Yasuhiro Takeishi, Tetsuo Shinoda

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