「メタバース」の由来
「メタバース」という用語の由来は、ニール・スティーヴンスンの1992年のベストセラーSF小説『スノウ・クラッシュ』である。この作品はディストピア世界を舞台とし、ハッカー兼ピザ配達員の主人公ヒロ・プロタゴニストが、陰鬱な現実と3D仮想都市メタバースを行き来する物語である。『スノウ・クラッシュ』は後に、『マトリックス』や『レディ・プレイヤー1』など、仮想世界を描いたさまざまな映画にも影響を与えた。ザッカーバーグがメタバース・プロジェクトを立ち上げた際、仮想世界へのアクセスはVRヘッドセットを通じて行われるべきだと主張し、これは『スノウ・クラッシュ』のヒロと同じ方法であるとされた。
ブルームバーグによれば、2021年以降、メタのAR部門であるReality Labsは700億ドル(約10.8兆円。1ドル=154円換算)におよぶ損失を計上している。
過去1年の投資の多くはAIに集中
メタは過去1年の投資の多くをAIに集中させており、同社のAI部門であるSuperintelligence Labsを拡大している。9月、マーク・ザッカーバーグはドナルド・トランプ大統領との夕食会で、メタが今後3年間で米国のインフラと雇用に6000億ドル(約92.4兆円)を投じると述べており、これは計算需要に対応するためのデータセンター構築に向けたものだとした。
フォーブスの推計によれば、マーク・ザッカーバーグの推定資産額は2270億ドル(約35兆円)である。


