職場の忘年会を仕切る幹事さんは、すでに準備を進めていることだろうが、まだお店が決められずに頭を抱えている人もいるかもしれない。そんな幹事さんに朗報。調査の結果、ある事実が浮かび上がった。幹事にも参加者にも嬉しい、理想の忘年会会場だ。
フードコミュニケーションカンパニー、ノンピは、企業や役所に勤める20〜59歳の男女310人を対象に、忘年会に関する調査を実施した。自分が忘年会の幹事を務めるとしたら、という想定で質問に答えてもらっている。まずは、幹事としていちばん苦労することは何かを尋ねると、1位はお店選びだった。2位は日程調整、3位は参加者集め。

お店によって参加を決める人、お店の予約と日程が合わない人などを考慮すると、お店、日程、参加者集めは連動する問題だ。

どこで開催したいかとの問いには、9割以上の人が居酒屋、レストラン、バーなどの飲食店だと答えた。それが定番だし、料理や飲み物はお店に任せられるので楽と言えば楽だ。そのほか、ホテルや結婚式場などのイベント会場もあげられた。

多くの人が飲食店を希望する一方で、幹事や一部の参加者からは負担の声もあがっている。幹事の立場からすれば、やはりお店探しが大変であり、お金もかかるし、会社から店まで移動するのも大変だ。さらに予約が取りにくいこと、参加人数が確定しないと予約も取れず、人数に変更があれば店との調整が必要になるなど苦労が多い。



