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2026.01.04 14:00

研究で証明、EQが高い人が実践する「信頼関係を築く」6つの効果的な方法

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4. 信頼を放棄せず修復する

多くの人は信頼をあるか、ないかのどちらかだと扱う。一度壊れたら、復活させる望みはないと考える。しかしEQが高い人は信頼の破綻に異なるアプローチをとる。信頼は変動するもので、時間とともに弱まったり、強まったり、再調整されたりすることを理解している。

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信頼の修復に関する研究によると、以下の3つの要素が信頼の再構築には重要であり、その優先順位は次の通りだ。

1. 損なったことの認識
2. 説明
3. 一貫した是正行動

EQが高い人は、この3つすべてに一貫して取り組み、優れている。つまり、まず自己弁護することなく謝罪し、責任転嫁せずに説明し、再三促されなくても自らの行動を調整する。

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これがEQが高い人がより健全なチームや人間関係を築く傾向にある理由の1つだ。信頼の断絶を、自らの性格や評判に対する永久的な減点としてではなく、誠実かつ一貫した行動で解決できる問題として扱う。

5. 信頼が健全でなくなった時を認識する

EQが高い人が持つもう1つの細かなスキルは、関係において信頼が不要になった時の認識だ。時には特定の関係が、忠誠という名のもとに自己犠牲を要求したり、許しや励ましという名のもとに甘やかしを許容したりする。

EQが高い人は、心理的相互性、つまりエネルギー・敬意・信頼性のバランスを意識して人間関係を注視する傾向がある。そのバランスが崩れ、関係がどちらか一方に偏りすぎた時、EQが高い人は即座に見直しを始める。

研究では、EQが高い人は関係のアンバランスさを識別する能力に優れ、必要に応じて自ら境界線を引いたり距離を置いたりする。この能力は長期的な燃え尽きを防ぎ、信頼が育まれる関係のために感情的なリソースを温存する。

6. 信頼する相手を見極める

EQが高いと人を無条件に信頼するというわけではない。むしろ逆だ。EQが高い人は、自分が心を許す人をより慎重に見極める傾向がある。

選別するこの姿勢は、対人スキルが高い人ほど時間の経過に伴う行動パターンを認識するのが得意だという研究結果に裏づけられている。カリスマ性や便宜性だけでなく、一貫性に着目する。

結果として、EQが高い人は対立を招く性格の人や感情的に不安定な人、言行不一致の人を避けることが多い。こうした見極めは自分の気持ちに余裕を持たせられるようにし、全体として質の高い人間関係を築く。

信頼は育まれる場所で育つ。EQが高い人はこれを理解しているため、意図的に環境を選ぶ。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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