ハリウッド業界紙がまとめた早期推計によれば、ディズニー映画『ズートピア2』は感謝祭の週末における北米興行収入で1億5600万ドル(約242億円。1ドル=155円換算)を記録し、感謝祭週末のオープニング興行収入の記録としては歴代2番目をつけた(日本では12月5日公開予定)。
11月26日に北米の4000館で公開された『ズートピア2』は、そこから5日間にわたって1億5600万ドル(約242億円)を稼ぎ、そのうち28日から30日の3日間における興行収入は約9680万ドル(約150億円)だったと推定されている。
これは感謝祭週末のオープニング興行収入の記録としては歴代2番目の記録である。首位は同じくディズニー作品の『モアナと伝説の海2』で、同作は2024年の感謝祭に2億2500万ドル(約349億円)を記録している。
『ズートピア2』は海外でも推計5億5600万ドル(約862億円)を上げたと複数メディアが報じており、バラエティが伝えたところによれば、そのうち中国では2億7200万ドル(約422億円)という記録的な数字を達成した。
『ズートピア2』は、同じくディズニー映画の『アナと雪の女王2』の記録を上回り、感謝祭週末の興行収入で2位の座を獲得した。『アナと雪の女王2』は2019年の感謝祭で1億2500万ドル(約194億円)を稼いでいる。
2016年公開の映画『ズートピア』の続編である本作は、1作目のオープニング成績も上回った。初代作のオープニング興行収入は7500万ドル(約116億円)であり、同作はディズニーの大ヒット作の仲間入りを果たした。ただし、今回の続編が、初代作の世界興行収入である約10億ドル(約1550億円)の記録を塗り替えることができるかは、まだ分からない。
『ズートピア2』は観客からも好評を得ている。上映後アンケートに基づくCinemaScoreではA評価を獲得し、映画レビューサイトのRotten Tomatoesでは95%の視聴者が高評価をした。



