ブロードウェイの人気ミュージカルを映像化した『ウィキッド 永遠の約束』は、先週末に1億4700万ドル(約228億円)のオープニング興収を記録した後、感謝祭シーズンの5日間で約9300万ドル(約144億円)を上げ、2週目の成績でも堅調さを示した。もともと大人気のミュージカルを映像化した作品であることを踏まえても、これは好調な売上だ。しかし、それでも2024年に公開されたシリーズ第1作目の成績にはやや及ばない。1作目の『ウィキッド ふたりの魔女』は、感謝祭の5日間で1億1800万ドル(約183億円)を稼いでいる。
今年の感謝祭週末は、1990年代以来最悪の10月を記録していた米国の映画興行界にとって、待望の追い風となった。10月は大型作品の公開が少なく、注目されていた『トロン:アレス』も失敗に終わったため、10月全体の興行収入は推計4900万ドル~5300万ドル(約76億円~約82億円)にとどまっていた。
一方、11月は『プレデター:バッドランド』や『ウィキッド 永遠の約束』、そして今回の『ズートピア2』といった人気シリーズ最新作の公開により、興行収入は大きく増加した。デッドライン誌によると、感謝祭週末における総興行収入は推計2億9700万ドル(約460億円)とされている。
しかしながら、この数字は10月のそれを大きく上回るものの、2024年の4億2400万ドル(約657億円)や、2018年の3億1500万ドル(約488億円)といった記録的な数字には及ばなかった。


