北米

2025.12.01 09:30

どうなる米金利? 2026年の見通しまとめ

Alex Wong/Getty Images

経済データ

最終的にFOMCの判断を左右するのは経済データである。現状、インフレ率はFRBの目標である年率2%をやや上回っているものの、そこから大きく乖離しているわけではない。また、失業率も上昇傾向にあるが、まだ深刻な警戒が必要な段階ではない。こうした環境下では、緩やかなペースの利下げが続く可能性がある。

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しかし、仮に失業率が急上昇するような事態になれば、より積極的な利下げに踏み切る可能性もある。逆にインフレが予想外に再加速した場合は、金利の引き下げには慎重にならざるを得ないだろう。ただし、その可能性は低いとみられている。

現在、最も注目されている指標は雇用データである。一部のFOMCメンバーは、労働市場の減速が経済全体に影響する可能性があるとして、金利を引き下げるべきだと考えている。一方で、雇用市場の軟化を懸念する必要はないとするメンバーもいる。2026年にはさらに多くの雇用データが公開され、どちらの見方が優勢となるかが決まることになる。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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