また、機関投資家の関心が高まっていることも、ビットコイン価格を押し上げるもう1つの要因として挙げられている。
JTコンサルティング&メディアのジョセフ・ラジンスキは、Finderによる最新のビットコイン価格予測調査の中で、「機関投資家がようやく参入し始めた」と述べ、ビットコイン価格が12月に15万1000ドル(約2400万円)を超えて急騰すると予想した。「これは始まりにすぎない」。
同じ調査の中で、アルファ・ノード・グローバルのマネージングディレクターを務めるベン・リッチーは、ビットコイン価格は年末までに20万ドル(約3100万円)を超える可能性があると予測した。その理由として彼は、機関投資家や政府からビットコインが価値の保存手段として広く受け入れられ始めたこと、そして、FRBによる利下げ期待を挙げた。
「我々のビットコインに対する見通しは、供給が固定されていること、機関投資家からの需要が高まっていること、そして、機関投資家や政府系資金から価値の保存手段として広く受け入れられていることによって支えられている。米国の追加利下げは、年末に向けて価格を下支えするだろう」。


