働き方

2025.12.18 10:15

日本で働くドイツ人が「週末や祝日を活用して」リフレッシュする方法

Getty Images

モナさんの場合は次のようなものです。

advertisement

「週末に1日や2日の有休をつなげることでじゅうぶんリラックスできるし、日本に住むようになってから私もそのような休暇が多い。短い休暇だと、必然的に『長く飛行機に乗ること』は避けることになるから、むしろ移動のストレスが減ってリラックス度が高まると私は感じているの。私の最近のお気に入りは長野でグランピングをすること。山歩き、サウナ、温泉、BBQ。そして3日ぐらいで東京に戻る。すごくリフレッシュできている」

このように、日本国内でも、長時間の移動を避けることで、土日とつなげた数日の休みでも、自分を充電させることができるのですね。

どう働き、どう休めば、効率がいいのか

モナさんは、こう言います。

advertisement

「集中しなければいけない仕事のとき、社内チャットで周りにそれがわかるようにして、実際に集中することが最も大事。電話には出ない、そして同僚との会話もなるべく避ける。私はレポート書きのときなど、何時間も集中しなければいけないことがある。そのときは頭にノイズキャンセリングのヘッドホンをつけて、周囲に『集中している』ということがわかるようにしているの」
 

このように、集中すべきときは周りに遠慮せず、「集中できる環境づくり」を自分からアピールすることも大事です。

モナさんはこう続けます。

「たとえば20分集中したあとに、人に話しかけられたり、電話が入ったりすると、集中力が途切れてしまう。人と話したあとに、また作業に戻って20分……みたいなことを繰り返すのは非常に効率が悪い。なので、一気に何時間も集中できる時間を無理にでも作り出すことが効率アップにつながる」

モナさんはこのようにして、2〜3日連続で、1日5時間ぐらいブロックすることもあるのだとか。

「効率よく仕事をすること」「集中力を高めること」については、「その人個人のやり方」も関係していますが、モナさんの場合は、けっこう長い時間連続して集中できるとのことです。

効率を上げるためには、自分が連続してどれぐらいの時間に集中して働くことができるのかを把握して、それに合った作業の仕方をし、周りに積極的にアピールすることも大事です。

注:記事中リンクから商品の購入などを行なうと、編集部に収益が入ることがあります。また事業者は、商品の選定や記事内容には一切関与していません。

文=サンドラ・ヘフェリン

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事