33. 赤ちゃん泥棒(1987年)
コーエン兄弟の長編第2作となる『赤ちゃん泥棒』は、子に恵まれない夫婦のハイとエド(ニコラス・ケイジとホリー・ハンター)がニュースで知った五つ子の赤ちゃんのうち一人を誘拐する喜劇。赤ちゃんを奪われた裕福な親は賞金稼ぎに犯人を追わせ、笑いと混乱が巻き起こる。
兄のジョエル・コーエンが監督を務め、弟のイーサンと共同脚本も手がけたPG-13指定の本作は、批評家から絶賛された。よく知られる名台詞は、コンビニで強盗を働くことにしたハイが店員に言う「I’ll be taking these Huggies and whatever cash you’ve got(このオムツとあるだけの現金をよこせ)」。
32. ワイルド・チェンジ(1989年)
アカデミー賞に5回ノミネートされたモーガン・フリーマンは、1989年に『ドライビング Miss デイジー』と『ワイルド・チェンジ』で素晴らしい演技を披露した。実話に基づくPG-13指定の本作でフリーマンが演じる型破りな熱血教師は、ニュージャージー州の荒廃した高校の校長に着任し、麻薬と喧嘩を撲滅すべく奮闘する。
ジョン・G・アヴィルドセンが監督したこの映画はまずまずの評価を受け、その後数十年にわたりケーブルテレビの定番コンテンツとなった。
31. ゴールデン・ヒーロー 最後の聖戦(1988年)
80年代と90年代を代表する喜劇監督の一人、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズが監督と主演を兼ねた本作は、ブラックスプロイテーション映画を風刺している。キャストには、キーネンの弟で後にドラマ『イン・リビング・カラー』で共演するマーロン・ウェイアンズや、当時はまだ、『サタデー・ナイト・ライブ』に出演していなかったクリス・ロックも名を連ねる。
この映画はカルト的な人気を博した。
30. 初体験/リッジモント・ハイ(1982年)
ジェニファー・ジェイソン・リー、フィービー・ケイツ、ショーン・ペン、ジャッジ・ラインホルド、ニコラス・ケイジなど、1980年代を代表するスターたちが勢揃いしたエイミー・ヘッカーリング監督デビュー作は、80年代初頭の高校生活を楽しく洞察力豊かに描いている。
マリファナ常習者のジェフ・スピコリ(ショーン・ペン)のよく知られる台詞は、「All I need are some tasty waves, a cool buzz, and I'm fine(俺に必要なのは、いかした波とクールな気分、それで十分)」。
29. ゴーストバスターズ(1984年)
『ゴーストバスターズ』は人気シリーズとなり数多くの続編とリブートを生んだ(最新作は2024年公開の『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』)。ただし、アイヴァン・ライトマン監督によるPG指定の本作でビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンが演じた幽霊退治業者のオリジナルメンバーに匹敵するものはない。マシュマロマンから、ビル・マーレイが嘆く台詞「He slimed me(スライムのゲロをかけられた)」まで、この映画はポップカルチャーの中で生き続けている。
公開当時から好評を博し、その後さらに人気が高まった。


