3. ダイレクトレスポンス・コピーライター
ダイレクトレスポンス・コピーライターの仕事は、ブログ記事やソーシャルメディア用の巧妙なキャプションを書くことではない。ダイレクトレスポンス・コピーライターが書くのはたった一つ。商品を売ることができる言葉だ。この仕事についた人は、直接的に収益を生む営業メール、コピー、ウェブサイトのランディングページを作成することになる。
あなたの成功の証となる指標は一つだけ――それを見た人がクリックや購入、登録に至ったか?だ。あなたの報酬はミーティングへの出席ではなく、仕事の結果に対して支払われる。
顧客のモチベーションを上げ、説得力のある売り文句を生み出そうとするこの仕事では、心理的な深い集中が求められる。そうしたタスクはどれも、一人でいるときに最もうまくこなせるはずだ。
この仕事は、利益と直接結びついているので、あなたの価値を証明するのは簡単だ。優秀なコピーライターは、出費ではなく投資として機能する。グラスドアの給与データによれば、経験豊富なフリーランスのコピーライターは、高額のプロジェクト報酬をもらっており、高い人では12万4000ドル(約1940万円)もの年収を稼げるという。
この仕事は、説得力のある文章を書けるライターや、心理学を好む人にぴったりだ。人が何に動かされるのかに興味を抱き、完璧な文を練り上げるという難問に目がないのなら、これほど実入りのよい執筆関連のキャリアはそうそうない。
4. 動画エディター
動画エディターは、裏方で働くストーリーテラーだ。クリエイターやマーケティング事業者、映画製作者から受けとった未加工の動画を、磨きのかかった魅力的な完成品に変身させる仕事だ。
動画編集は没入型のクリエイティブなプロセスなので、「フロー状態」になることが求められる。数時間におよぶ途切れない集中を要する作業に日々を費やし、音声の合図に耳を傾け、無数の小さな決断を下さなければならない。ヘッドフォンが推奨ではなく必須の仕事だ。
YouTubeやTikTokの動画コンテンツが爆発的に増えるのに伴い、経験豊富なエディターの需要は跳ね上がっている。グラスドアの給与データによれば、上級動画エディターや7年以上の経験をもつフリーランサーは、10万ドルを軽く超える収入を稼げるという。
この仕事はリズム、テンポ、ストーリーに対する感覚の鋭いクリエイティブな人に向いている。カメラの前に立たずに強力な物語を生み出す仕事にワクワクするなら、これはあなたにぴったりの仕事だ。
最も価値ある人になるために、いちばん声の大きい人になる必要はない。気を散らすものへの依存が強まる世界では、集中して「ディープ・ワーク」をこなす能力は、高収入を得られる希少な超能力になりつつある。
黙々と集中する能力が報いられるキャリアパスを選べば、自分らしさを生かしながら、10万ドル以上を稼げる成功するキャリアを構築できるはずだ。あなたなら、きっとできる!


