負担を抱えながらも質は落とさない
一方で、ドッグフードの値上げに関しては「仕方ない」と受け入れる声は半数を占めた。他の商品も上がっている状況を踏まえ、ドッグフードだけが特別ではないと考える人が多いようだ。しかし、家計の負担を訴える声も少なくなかった。
◾️「仕方がない」という声。

◾️「家計への負担を感じる」という声。

◾️不安や怒りの声。

それでもなお「愛犬の健康のため、質は落としたくない」という思いが強く、フードの変更を避ける飼い主が多数だった。
今回の調査はドッグフードに限られているものの、キャットフードやほかのペットフードもすでに値上がりが進んでいる。筆者も猫を飼っており、キャットフードをはじめ猫砂・日用品・動物病院の医療費など、継続的な値上がりを日々実感している。つまり今回の調査結果は「犬に限られた話」ではなく、ペットを迎えるすべての家庭に影響する問題なのだ。
ペットを迎える前に知っておくこと
ドッグフード、キャットフード、医療費、日用品――いずれも今後さらなる値上がりが想定される。ペットを家族として迎えるということは、一生にわたる食費・ケア費・医療費を負担し続ける覚悟が必要だ。
「かわいい」「癒しになる」という気持ちだけでは乗り切れず、現実は途中で放棄されてしまうケースが後を絶たない。今回の調査が示したのは、飼い主たちが「家計負担を抱えながらも必死に守ろうとしている」姿だ。これからペットを迎える人にはその重さを知ってほしい。ペットと暮らすという選択は、愛情を与えることと同時に責任の選択でもあるのだから。


