若手社員は忘年会を敬遠するというイメージがあるが、実際はそうでもないようだ。積極的に参加して先輩と交流を深めたいと考える若者も多い。だが、それには条件がある。
フードコミュニケーションカンパニー、ノンピは、一都三県在住の会社員362人を対象に忘年会に関する意識調査を実施した。それによると、会社や部署が主催する忘年会の参加意向は、全体で68.2パーセントと高く、とくに20代と30代の参加意向が強いことがわかった。むしろ40代、50代と年齢が上がるごとに低くなっている。

参加したい理由を尋ねると、全体でもっとも多いのが「親睦を深めるため」。だが20代に限っては「食事やお酒を楽しむため」が、親睦をわずかながら上回って1位になった。「昨今の若者は忘年会を敬遠する」というイメージは、いったいいつのものなのか。もしかしたら、それは昔の話で、その「昨今の若者」と呼ばれていた人たちが、じつは今の40、50代なのかもしれない。




