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2025.11.28 11:30

AI、量子コンピューター、2026年に買うべき「米国成長株ベスト3」

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1. エヌビディア(NVDA)

・株価(米国時間11月25日現在):177.82ドル
・年初来の騰落率:プラス37.5%
・売上高(2025年7〜9月期):570億ドル(約8兆9200億円)
・売上成長率(2025年7〜9月期):62.5%
・純利益率:56.53%

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エヌビディアは、オープンAIとともに生成AIバリューチェーンのリーダーを担っている。AI半導体の設計を手掛ける同社は、高性能GPUに対する強い需要により急成長を続けている。同社の製品は大規模AIモデルの開発・運用の中核であり、アナリストたちは2026年における同市場の成長率が56.3%になると見ている。

エヌビディアがトップ銘柄である理由

エヌビディア株を買う理由としては、急成長するAIおよびデータセンター市場における90%のシェア、高い収益性、「CUDAの堀」と呼ばれる競争上の優位性などがある。

なぜCUDAが持続的な競争優位をもたらす堀(モート)となり得るのだろうか? エコノミスト誌によれば、エヌビディアが2000年代半ばから手掛けてきたCUDAは、顧客が同社製プロセッサの性能を微調整するためのソフトウェア基盤であり、開発者がCUDAを使ってAIアプリを構築・テストするよう促したことで、「業界のデファクト・スタンダード」としての地位を確立した。

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市場調査会社オムディアのエドワード・ウィルフォードはフォーチュン誌に対し、「エヌビディアは、CUDAを使うほうが他の方法より圧倒的に楽だと顧客に感じさせることに成功した」「CUDAは、エヌビディアが被る王冠にきらめく宝石であり、同社を現在の地位まで導いてきた。そして、この優位性はまだしばらく続くだろう」と語った。

エヌビディアに投資するにあたってのリスクとしては、PER(株価収益率)54倍という割高なバリュエーション、AIバブル崩壊のリスク、競争激化やAI支出の減速などがある。

AIバブルは崩壊するのか?

AIデータセンターの債務が2028年までに1兆5000億ドル(約235兆円)に達すると予測されていることや、企業の試作プロジェクトの失敗率が95%に上ることが懸念されている。AIバブルは今後数年間は膨張を続け、その後に縮小し始める可能性が高いだろう。

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翻訳=江津拓哉

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