また、韓国作品については、ヒョンビン(『愛の不時着』)とチョン・ウソン(『私の頭の中の消しゴム』)が主演を務める緊迫感あふれる追跡劇を描いたドラマ『メイド・イン・コリア』が目玉に。2025年12月24日にシーズン1が配信される。すでにシーズン2の制作も決定しており、来年の配信予定だ。
そのほか、『愛の不時着』や『パラサイト』などを制作したCJ ENMとの日韓共同プロジェクトの恋愛ドラマ『メリーベリーラブ』(仮)、お笑いコンビ千鳥・大悟が企画・プロデュースするディズニープラス初となる日本発オリジナルバラエティ『DAIGO Project』(仮)、占い界を代表する者たちが自らの能力が本物であることを証明すべく激突する韓国のリアリティーショー『占い師たちの運命バトル』など、日本から7作品、韓国から8作品の制作状況や配信予定が発表された。
『SHOGUN 将軍』シーズン2は10年後が舞台
グローバル作品のプレゼンテーションでは、11作品の発表とともに『SHOGUN 将軍』シーズン2のトークセッションが行われた。昨年エミー賞で史上最多となる18部門を受賞し、ディズニープラスでもっとも視聴されたドラマシリーズとなった本作の主演、エグゼクティブ・プロデューサーを務める真田広之とジャスティン・マークス、脚本家のレイチェル・コンドウが登壇した。
シーズン2では、水川あさみ、窪田正孝、金田昇、榎木孝明、國村隼ら新キャストも加わり、前シリーズの10年後という設定で完全オリジナルの新章も追加される予定。意外なラブストーリーや「戦の代償」についても描かれるという。
なぜ「10年後」の設定なのかについて、マークスは「新シーズンの制作には時間がかかる。シーズン1の終わりからシーズン2が始まるまでに数年経過しているのに、物語の中では数分しか経っていないという時間軸では視聴者の感覚が狂う」とし、「『10年後』というジャンプを使うことによって、彼らの人生がどんなものだったのか、キャラクターを改めて発見するような体験になれば」と説明した。
真田は「賞をいただけたことで各国の若い才能にチャンスが広がったと思う。やれば叶うというメッセージになったのではないか」とシーズン1の成功を振り返り、「自分にチャンスが回ってきた時に慌てないよう、言葉、演技、身体表現を磨くといい。とにかく夢を大きくもち、自分を信じて、前を見て歩いていただきたい」と日本の役者や関係者たちにエールを送った。


