職場のあらゆる業務領域でAIの導入が加速する中、この急速に広がる需要に応えると同時に、需要の高い仕事を獲得するには、特定の役割に必要なAIスキルを証明する認定資格やマイクロクレデンシャルが必要になる。
ライトキャストの最新データによれば、AIスキルを1つ以上求める求人が提示する給与額は、一般のものよりも平均して28%高い。一方で、最大の給与上昇が見られるのは技術系IT職で、最大で47%上昇する。また、マイクロクレデンシャルの取得によって採用される可能性は最大96%上昇するという報告もある。
そんな中、AWSは先日、新たな認定資格およびマイクロクレデンシャルを公開した。これにいち早く取り組めば、業界からの信頼性が高い資格を履歴書に加え、他の人に先んじることが可能になる。
高収入につながる、AWSによる3つのAI認定資格
AWSが意味するところの「認定資格」と「マイクロクレデンシャル」は区別されていることには留意が必要だ。AWSの説明によれば、マイクロクレデンシャルは「スキルを検証し、求職市場で際立つためのもの」であり、認定資格のほうは補完する存在として位置づけている。以下のリストの2番目と3番目に該当するマイクロクレデンシャルでは、複雑なシナリオに対応するための技術的な知識や実践的な専門性について、AWSの「お墨付き」を得られる。
1. 『AWS Certified Generative AI Developer - Professional』
この認定資格はあなたが持つAI開発スキルを証明するものだ。受験対象者は、「AWSで、またはオープンソーステクノロジーを使用して本番環境グレードのアプリケーションを構築した2年以上の経験、一般的なAI/MLまたはデータエンジニアリングの経験、生成AIソリューションの実装における1年の実務経験を有している」人とされている。
加えて、AWSのクラウドインフラ、デプロイ、コスト最適化、セキュリティに関する基礎理解も必要とされる。
この認定資格を取得すれば、AIソフトウェア開発者のような職種に採用される可能性が高まる。Salary.comによれば、この職種の米国での平均年収は10万3877ドル(約1627万円)だ。
2. 『AWS サーバーレスの実証』
このマイクロクレデンシャルは、次のようなタスクを実行できる実践的な能力を示す(AWSのサイトより)。
・REST APIのデプロイ
・Step Functionsステートマシンの設定
・イベント駆動型システムの設計と実装
・さまざまなシナリオにおけるAWS Lambda関数の最適化
試験の所要時間は90分で、1回の受験で完了させる必要がある。また、推奨される予備知識として『AWS Cloud Quest』などが紹介されている。
Glassdoorによれば、サーバーレス開発者の米国での平均年収は15万3608ドル(約2405万円)である。



