キャリア

2025.11.28 13:30

キャリア成功の鍵、優れた「メンター」とつながる「5つの戦略」

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1. いきなり頼み事をしない、まずは信頼を築く

やりがちな最大の過ちの1つは、見知らぬ人にいきなり「私のメンターになってくれませんか?」や「ちょっとアドバイスをいただけませんか?」といった一般的な依頼をすることだ。このアプローチがうまくいくことはほとんどない。効果的なメンターシップは、まず信頼と相互尊重の上に築かれるからだ。

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シェリル・サンドバーグはその著書『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』(邦訳:日本経済新聞出版)の中で、この手法について、『あなたがぼくのおかあさん? Are You My Mother?』という絵本(邦訳:鈴木出版)」のひな鳥の行動に、ユーモアを交えながらたとえている。ひな鳥は、あらゆる物や人に「あなたはぼくのママ?」と問いかけるが、返ってくる答えはいつも「いいえ!」という断固たる否定だ。

代わりに、まず何らかの形でつながりがある人々に連絡を取ることから始めてみるといい。同僚、元上司、業界の同僚、過去の教育者、あるいはネットワーキンググループやカンファレンスを通じて出会った人々などだ。世界中の何百人ものプロフェッショナルを指導する中で、筆者は、メンターシップの関係は既存の職業上のつながりから生まれる場合に最も成功しやすいことを直接見てきた。

仕事に対してあなたが持つ優れた倫理観、人格、能力を直接目にし、その成果を実感したとき、メンターは、あなたを助けることにずっと前向きになる。

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2. 価値を提供してから依頼する

ある人物を尊敬しているが、その人がまだ自分のネットワークにいない場合、すぐに連絡を取って、助言や指導を求めようとするべきではない。代わりに、その人物の仕事に関わり、その専門的な取り組みに価値を加える方法を見つけよう。

例えば、こんな行動が考えられる。

・LinkedIn(リンクトイン)で彼らのコンテンツを共有し、コメントする

・考え抜かれた投稿や記事で、彼らに言及する

・潜在的な顧客、見込み客、またはビジネスチャンスを紹介する

・彼らが主導するディスカッションや主催するイベントに参加する

『The Journal of Vocational Behavior』に掲載された研究によると、メンティーがメンターの目標やプロジェクトに積極的に貢献する場合、強固で持続的なメンターシップ関係を築く可能性が高まることが明らかになっている。前向きで支援的な姿勢を常に示し続けることで、相互に有益な関係と絆を築く自然な機会が生まれる。

次ページ > 3. 支援する価値のあるメンティーになる

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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