(3)コアなファンが多いブランドのブルゾンで絶妙コーデ
清水景介さん(35歳)
ファッション業界人からの支持が厚いブランドの実力とは? ブルゾンは高めの襟や肩が落ちて身幅が広めの絶妙なシルエットに納得のひと言だ。オールブラックで胸にロゴが入ったシンプルデザインがいい。その分かる人には分かる感もまた、街男からの人気の理由だろう。
デニム少し太めのストレートシルエットで、裾への溜まりはワンクッション。清水さんはボトムスの選びもまた、絶妙だ。シンプル好き必見の短丈アウターコーディネイトである。
(4)シンプルスイングトップを個性たっぷりに着こなすには?
千田 輝さん(35歳)
お財布に優しいブランドで上下をまとめた千田さんは、その丈感と太さのバランスで圧倒。スイングトップは少し短めのボックスシルエットで、スラックスはバルーンシルエット、そのギャップにセンスが表れている。
キャスケットに味のあるレザーシューズというラギッドな要素を加えて個性を加えている点も、コーディネイトの完成度を高めた理由だ。そしてアイウェアは薄色が入った一本で今っぽさもプラス。
(5)ネイバーフッドのジャケットを色やボトムス選びで大人らしく
宮里 唯さん(45歳)
90年代からストリートを牽引するネイバーフッドのジャケット、そのロゴやグラフィックがあれば、ほかに要素はいらない。古着のスラックスやコンバースといった飾らない選びに、そんなマインドを感じ取った。
また、ブランドの世界観を投影するようなブラックやグレーを軸にしたコーディネイトからはスタイルすら感じさせる。若い頃にハマッたファッションを等身大の自分に当てはめるのがとても上手だ。
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もっと寒くなってきたら、どう楽しもう? Gジャンならばコートのインナーにしてもいいし、スイングトップは厚手ニットとともにトラッドに着こなすのもアリだ。そんなちょっと先のことを考えながら、今は短丈ジャケットの良さを素直に取り入れよう!
(この記事はOCEANSより転載しています)


