ディープフェイク詐欺に騙されやすいのは18〜24歳の若者だった。全体では7パーセントのところ、この年代層は14パーセントと2倍だ。55〜74歳は4パーセントにとどまる。そうした詐欺広告を目にしている割合も18〜34歳が55パーセントと多いのに対して、年配者層は79パーセントが「見たことがない」と答えているので必然の結果かとも思うが、もし年配者が、ディープフェイク自体を知らず、見ても気づいてないだけだとしたら、信じてクリックしてしまうリスクは非常に高いので、これまた危険な話だ。
注意したいのは、そんな若者たちを狙って、より身近なインフルエンサーのディープフェイク映像を使った詐欺広告も存在していることだ。そこで、マカフィーの最高マーケティング責任者、ステファニー・フリード氏は専門家の立場で5つの被害防止策を推奨している。
情報の出どころを検証する:ディープフェイクを見破るのは非常に難しいため、まずは懐疑心を持ち、信頼できる情報源やサイトで事実を検証する。
注意して使用する:怪しいコンテンツの共有やコメントの投稿などは避ける。
ディープフェイクを検知する:不自然な瞬き、目の動き、手や歯、声と口が合っていない、声が歪むなど、違和感を抱いたら確認する。
自分の判断力を活用する:有名人が予想外の主張や宣伝をしている場合は、正当なコンテンツかを疑ってみる。事実より感情に訴えるコンテンツは、見る人に合理的な分析ができる時間を与えず、衝動的な反応を引き起こすよう設計されていることがある。
オンライン保護に投資する:不審なサイトを検知できるMcAfee+などの総合的なセキュリティーツールを導入し、自分自身や家族の安全を守る。
もしBTSのメンバーが投資話を持ちかけてきたら、絶対に疑うべきだ。というか、あり得ない。このトップ10に並んだ人たちが、正規のCMではなく、妙なものを宣伝していたら間違いなく詐欺だ。ご本人たちには大変に申し訳ないが、危険信号として使わせていただこう。
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