サンフランシスコでは、乗降地点を指定できる「ポイント・トゥ・ポイント」方式で運行
ズークスによるサンフランシスコでの一般ユーザー向けサービスは、すでにラスベガスで運行しているものと同様に、商業サービスへと拡大する前に同社が経験を蓄積するための「アーリー・ライダー・イニシアチブ」である。同社は2017年から同市でテストを続けてきた。ラスベガスでは現在、乗降地点が固定されているのに対し、サンフランシスコではユーザーが乗降地点を指定できる「ポイント・トゥ・ポイント」方式で運行するとレヴィンソンは述べている。
「我々にとって2つ目の都市であることだけでなく、これは非常に大きな意味があるものだ」と彼は言う。「ラスベガスでは、主要のホテルやエンターテインメント施設といった重要拠点の乗降に焦点を当てて運行している。一方、サンフランシスコでは住所を入力してもよいし、興味地点を選んでもよいし、地図上にピンを落としてもよい。我々は可能な限りユーザーが希望する乗車地点まで迎えに行き、通常は目的地の1ブロック範囲以内と、目的の場所のすぐ近くまで運ぶ」。
双方向走行可能な小型車両、LiDARやサーマルカメラなど多くのセンサー類を搭載
2014年にレヴィンソンとティム・ケントリー・クレイ(2018年に退社)が設立したズークスは、カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、同州ヘイワードに構えた面積22万平方フィートの工場でロボタクシーを製造している。同社は現在50台の車両フリート(運行車両群)を運行しているが、来年に向けて急速な拡大準備を進めている。小型で、双方向に走行可能な同社のロボキャブは、列車型のスライドドアを持ち、LiDAR8基、レーダー10基、デジタルカメラ18基、救急車両などの音を検知するためのマイク8基、悪天候や薄暗い環境、蒸気や霧を通しても人や動物を検知可能なサーマルカメラ4基を搭載している。


