Forbes JAPANでは、女性活躍推進法が施行された2016年から「WOMEN AWARD」を開催してきた。企業ランキングは、非財務データと財務データの総合スコアから算出している。2025年は1665社を対象としてランキングを作成。ここでは、総合ランキングの上位50社を発表する。
企業総合ランキングTOP50
調査対象カテゴリ（カッコ内は全1665社の中央値）
1 ダイバーシティ（29.89） 2 人的資本開発（0）3 労働環境（36.01） 4 財務パフォーマンス・生産性（44.96）
WOMEN AWARD ランキング算出方法
調査対象は、東証プライム市場の1607社（2025年8月末時点）と、WOMEN AWARD応募企業58社（応募企業にプライム企業が含まれる場合は応募データを優先）。調査時点で取得したデータをもとに、サステナブル・ラボが解析。スコア算出には、4つのカテゴリに紐づく指標を用いた。さらに「その他」の項目をボーナスとして加算。偏差値に換算し、各指標をテーマや業種のマテリアリティをもとに重み付けして最終スコアを算出した。応募企業に対しては、アンケートで開示情報と同等のデータを取得。ランキングは小数点第3位以下の数値が大きい企業を上位とした。
調査対象カテゴリと指標一覧
1 ダイバーシティ 労働者に占める女性労働者の割合-女性（％）
2 ダイバーシティ 採用した労働者に占める女性労働者の割合-女性（％）
3 ダイバーシティ 係長級にある者に占める女性労働者の割合-割合（％）
4 ダイバーシティ 管理職に占める女性労働者の割合-割合（％）
5 ダイバーシティ 役員に占める女性の人数
6 ダイバーシティ 役員に占める女性-割合（％）
7 ダイバーシティ 役員に占める女性の人数（社内昇格）
8 ダイバーシティ 役員に占める女性-割合（社内昇格）
9 ダイバーシティ 従業員の日本籍以外-割合（％）
10 ダイバーシティ 障がい者雇用者-割合（％）
11 ダイバーシティ 取締役のバックグラウンドの多様性
12 人的資本開発 キャリアコンサルティング制度の有無
13 人的資本開発 短時間勤務制度の有無
14 人的資本開発 病気・不妊治療休暇の有無
15 人的資本開発 女性管理職研修の有無
16 人的資本開発 15 の継続年度
17 労働環境 男女の平均継続勤務年数の差異（％）
18 労働環境 男女の賃金の差異（％）
19 労働環境 男女別の育児休業取得率-男性（％）
20 労働環境 男女別の育児休業取得率-女性（％）
21 労働環境 一月当たりの労働者の平均残業時間（時間）
22 労働環境 年次有給休暇の取得率（％）
23 労働環境 女性従業員の離職率
24 労働環境 産休・育休時の給与支給実績の有無
25 労働環境 産休・育休後の復職率
26 財務パフォーマンス・生産性 従業員当たりの売上総利益
27 財務パフォーマンス・生産性 売上高成長率
28 財務パフォーマンス・生産性 市場・業界におけるシェア率
29 その他 アンケートへの回答率
30 その他 CEOメッセージの中に女性関連内容の有無
