同時に、マムダニの民主社会主義的な政策と合致する分野、たとえばグリーンエネルギー、値ごろな住宅、公共交通なども、たとえ全体的なビジネス環境は冷え込んだとしても、新たに資金が流入する可能性がある。
市場は適応していくと筆者は確信している。一方で、投資家にとってとくに賢明なのは、金(ゴールド)や銀(シルバー)をはじめとする実物資産へのエクスポージャーを維持することだとも考えている。こうした資産は、不確実性の高い時期に投資家が伝統的に求めてきたものだ。
いまもまたそうした行動がとられている。投資信託などの分析を手がけるLSEGリッパーのデータによると、7〜9月期には金鉱ファンドにおよそ54億ドル(約8400億円)という驚異的な額の資金が流入した。これは四半期ベースでは2009年12月以降で最多である。


