恋活アプリ「ラス恋」の60代のユーザーで、現役で仕事をしている人の割合はほぼ9割。総務省が発表した2024年労働力調査の全国平均を大きく上回る。中高年も恋をすると生きる気力が増すようだ。しかも恋には、経済効果を高める働きもあった。
アイザックが運営する40歳以上限定の恋活婚活マッチングアプリ「ラス恋」は、ユーザー1280人を対象に「恋と仕事」に関する調査を行った。それによると、同アプリのユーザーのうち60代で現役という人は88.7パーセントだった。総務省の「労働力調査(基本集計)2024年」によれば、60〜64歳の就業率は74.3パーセント、65〜69歳では53.9パーセント。平均すると60代の就業率は約64パーセントなので、それに比較するとかなり高い割合だ。

何歳まで現役で働きたいかを尋ねると、全体では47.1パーセントが65歳以上と答えた。60代の人たちは64.2パーセントだ。年齢を重ねるほどその割合が増えている。働きたい理由は、「生活を豊かに保ちたい」が57.8パーセントともっとも多く、「人との関わりを持ちたい」、「健康維持のため」という答えがそれに続いた。経済的事情もあろうが、働くことは「ウェルビーイング」につながっているとラス恋は指摘している。

はたして、恋する気持ちが労働意欲を高めているのだろうか。恋が仕事によい影響を与えるかどうかを問うと、「そう思う」と「どちらかというとそう思う」をあわせて、じつに91.7パーセントとなった。高齢者の就労は人によって事情が異なる。恋愛がどれほど大きな要因になるかを正確に知るには客観的な調査が必要だが、少なくともこのアプリのユーザーの大多数は、そう感じている。



