学び直しが副業・複業時代の生存戦略に
リスキリング経験者の約31%が、学んだスキルを「副業・副収入」に活用している。単一の収入源に依存できない時代に、学び直しが収入源の多様化という生存戦略になっている。

最も人気の学習分野は「AI活用スキル」だった。「今後の働き方において必要性が高まる」「未知の領域だが新しい強みになる」といった理由が多く、既存スキルの陳腐化への危機感がうかがえる。次いで「SNS・動画活用スキル」が人気で、デジタル発信力が新たな市場価値を生む時代の変化を反映している。

年齢ではなくスキルで評価される時代へ
今回の調査が示すのは、50代以降の「学び直し」が、単なる自己啓発ではなく、労働市場で生き残るための戦略的行動になっているという事実だ。オンライン学習やスキルシェアサービスの普及により、個人が新しいスキルを身につけ、それを収入に変える環境は整ってきた。
ただし、個人の努力だけでは限界がある。企業側も、年齢ではなくスキルで人材を評価する姿勢が求められる。50代の「異分野からの挑戦者」を受け入れる土壌がなければ、学び直しの投資は報われない。人生100年時代の労働市場は、個人と企業の双方が変わることで初めて機能するのではないだろうか。
【調査概要】
調査期間:2025年10月2日~10月18日
調査方法:インターネット調査
調査対象:50代以上のストアカユーザー293名


