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2025.11.15 16:00

もう「ナルシスト」に振り回されない、被害を抑えるために知っておきたい決定的な弱点4つ

Shutterstock.com

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ナルシストを知っている人なら誰でも、彼らの古典的な批判や人を侮辱する傾向、心理的虐待の一種であるガスライティング(嘘や虚偽で相手の記憶や正気を疑わせ、支配する行為)、責任転嫁、搾取、その他の操作的な行動をはっきりと見分けることができる。だがナルシストの中には秘密主義だったり傷つきやすかったりして、こっそりとそのような行動を取る人もいる。そうしたナルシストは初めて会ったときよりあなたを混乱させ、傷つけてしまう可能性のある人たちだ。

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以下に、ナルシストが誰にも知られたくない4つの弱みを挙げる。これらを知っていれば、万が一あなたやあなたの愛する人がナルシズムによる虐待の被害者になったとしても、自分の力と自分らしさを取り戻すのに役立つだろう。

1. 挑発されても冷静でいられる人が苦手

ナルシストは、他者からの感情的反応を強く求める。誰かを侮辱したり非難したり、あるいは感情的に挑発したりするとき、それは感情を支配する力を自分が持っているという証拠を見つけようとする、ナルシストの方法である可能性がある。

この意味で、冷静あるいは中立的な反応は、相手の感情に対するナルシストの自己満足的な力を真に緩めることができる。言い換えると、ナルシストがあなたから反応を引き出そうとするときに冷静さを保つと、彼らの支配欲に十分ダメージを与えられる。

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つまり、あなたが感情を表に出さないほど、ナルシストの戦略はあなたに対して効果を発しにくくなる。ナルシストは反応をなんとか引き出そうと挑発を強めることさえあるが、反応が得られないたびに敗北する。「グレーロックメソッド」はまさにこの論理が基礎となっている。石のように相手を退屈させる存在になれば、ナルシストは興味を失うのだ。

例えば、ナルシストが被害者になるかもしれない相手を議論に引きずり込もうとしたり、感情的な反応を引き出そうとしたりする場合、最も効果的な反応は、そっけない態度をとったり、関心を示さないというものだ。特定の責任から逃れたり、正当化しなくてもいい場合は、特にそうだ。

職場や家族の集まりなど、逃れられない環境でナルシストと向き合わなければならなくなった場合、グレーロックの手法が救世主となる。あなたの感情に介入する権限はないことをナルシストに知らせる一方で、あなたは冷静でいられる。

2. 疑問視や反論を脅威に感じる

ナルシストはおそらく長年かけて磨き上げ、それゆえに何よりも大切にしている自己イメージが損なわれることを往々にして強く恐れている。完璧に近い自己イメージを守るためなら、極端で理不尽な言動に走ることを躊躇しないことが多い。そのため、彼らの行動や意図に疑問を投げかけたり、異議を唱えたりすることは、彼らのもろい優越感に対する脅威のように感じられる。

専門誌『Personality Neuroscience(パーソナリティ・ニューロサイエンス)』に2023年に掲載された研究によると、ナルシストは自我を脅かす刺激に対して過敏で、認知的回避を用いて自分の欠点やミスの認識を抑え込むことが多い。

認識を意図的に認識しないというこの状態は、事実の歪曲や自分が負うべき責任の他人への押し付け、歴史的事実の書き換えを通じて、理想化された自己イメージを守る。ナルシストは中立的に聞こえる議論でさえも、自分が作り上げた優位性に対する屈辱的な攻撃と認識するため、説明責任は防衛的敵意や過失の否定に取って代わられることが多い。

そのため軽い批判や説明責任さえも、極端な反応につながりやすい。ナルシストにとって詮索は裏切りであり、真実は攻撃なのだ。

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翻訳=溝口慈子

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