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2025.11.25 11:00

日本に「挑戦の連鎖」を巻き起こせ! Copiaが仕掛けるEmpower Japan戦略

「Empower Japan」―長期の経済停滞に直面する日本を、事業を創り続けることで復活させたい。無謀にも聞こえる売上目標を掲げるCopiaを率いる石川正和が描く、「希望の持てる国・日本」の姿に迫る。


日本最大級のオンライン金融教育スクール「GFS」。経済・金融・投資を体系的かつ実践的に学べる講義を展開し、「お金でやりたいことを諦めない」というサービスミッションのもと、受講者のマネーリテラシーを着実に引き上げてきた。そのGFSを運営しているCopiaは2023年、代表取締役として石川正和(写真。以下、石川)を迎えて以降、驚異的なスピードで事業拡大を続けてきた。

GFSを主軸として劇的な成長曲線を描きながら、同社が今掲げるのは「2045年、売り上げ1兆円」という壮大なビジョンだ。その背景には「日本経済をもう一度強くしたい」との石川本人の強い思いがあるという。その真意を本人の語りから紐解く。

ふたつの経験が導いた経営者への道

「経営者になる」。明確な目標を胸に、就職活動を進めた私が新卒で選んだのは、当時若手にたくさんの裁量を与えていたサイバーエージェントでした。プロダクトに関する理解がある経営者になりたいと思い、エンジニアとしてキャリアを始めました。入社1年目で新規事業の立ち上げを経験し、営業にも挑戦しました。スピード感のある現場で鍛えられた意思決定力と実行力は、今の自分の土台となっています。

次に選んだ舞台は、戦略的思考を徹底的に磨くためのコンサルティングファームです。そこで学んだのは、戦略的思考と緻密なワークプランニングの重要性でした。

1社目では、果実を探す際、直感で闇雲に走り回って何とか果実を見つけるような状態でした。コンサルではそこから、日当たりや土壌といったファクトから果実の場所を仮説立てできるように自分の思考が進化していきました。直感に頼らず、成果を再現できる力を身につける貴重な経験を積むことができた期間です。

1社目で培った実行力とコンサルで鍛えた戦略思考を武器に、起業を視野に入れ始めたタイミングで出合ったのがCopiaでした。ファウンダー・上野由洋のビジョンに強く共感し、Copiaが秘める非連続的成長の可能性を感じました。自らの経験とスキルを最も高いレベルで生かせる場所だと確信し、参画を決意しました。

Copia 代表取締役 石川正和
Copia 代表取締役 石川正和

勝ち続ける集団へ長期的成長への勝ち筋をつかむ

私がCopiaに参画して2年で、売上を約2.5倍の110億円まで引き上げることができました。

成果を出した一方で、この2年間は痛みも同時に味わった日々でもありました。例えば、CEO就任直後、2カ月連続の赤字を出してしまったことがあります。焦りと不安が入り交じるなか、私は立ち止まり、顧客の声を聞くことができていないことに気づきました。当時の私は、顧客起点ではない自分の感覚による仮説で事業運営をしていたと感じます。どんなに実行力があっても、顧客を置き去りにしてはうまくいかない。

さまざまな施策を試しては外し続ける経験を経て、CopiaのMissionである「Listening to hearts」が自分のなかで腹落ちしていきました。顧客の声をただ聞くのではなく、その背景や感情まで受け止め、理解する。まるで顧客に憑依したかのように、相手の求める欲求を想像し、例えるならば「その人が今何を食べたいか」まで想像できるよう周波数を合わせる。

この痛みを伴う経験が、今の私をかたちづくり、同時にCopiaに「Listening to hearts」を深く根づかせたと感じています。そこに徹したところ、事業は再び上向きに転じていきました。

しかし数字以上に意味があるのは、この短期間で勝ち続ける組織をつくり上げたことです。Copiaに参画した時、私はこの組織を「勝ち続ける集団」に変えるという強い決意を胸に抱いていました。優秀な人材と優れたプロダクトは揃っていましたが、非連続な成長を実現するには、そのスピードと負荷に耐えうるより強い組織になることが不可欠だと確信し、入社当初から高い強度で組織を率いていました。

そのうえで、私が最も意識したのは「ゴールとイシュー分解の浸透」と「圧倒的なスピード感」の徹底です。目的は何か、解くべき問いは何か、ゴールを明確にし、そこからイシューを洗い出すことで、社員の行動は驚くほど変わります。

例えば、社内の食事会ひとつとっても、目的が「お祝い」なのか「打ち合わせ」なのかで、選ぶ店も会話の内容も変わる。コピーを取る日常の業務ですら、片面か両面か、カラーかモノクロかは、目的から逆算すれば最適な判断が見えてくるのです。

そして、社員一人ひとりが高速でPDCAを回すこと。これこそが、組織全体の力を引き上げる重要なポイントです。意思決定を迅速に行い、実践することで多くの失敗も成功も経験できる。それらの経験が会社の財産となり、自走力をつくり出すのです。

もちろん、新しい感覚を社内に浸透させるのは容易ではありませんでした。これまでのやり方を良しとしていた社員からは反発もあり、退職者も出ました。しかし、強い組織をつくるうえで避けては通れない道でした。だからこそ、私は何度でも伝え、何よりも自らが徹底し、背中で示し続けました。

やがて、成功体験を積み重ねた社員が増え、組織の空気は劇的に変わりました。その結果、Copiaの成長曲線は一気に跳ね上がったのです。私は、売り上げという短期的な数字以上に、組織としての自走力を獲得できたことこそ、長期的成長を支える真の勝ち筋だと確信しています。

日本に「自信を取り戻してほしい」。Copiaが見せる挑戦の背中

現在、CopiaはGFSをはじめ、AI教育スクール「シゴトAI」、企業動画制作サービス「ムビハピ」など、多角的な事業展開を進めています。

その根底にあるのが、私たちのパーパスである「Empower Japan」です。これには、停滞する日本を復活させたいとの思いを込めています。

私自身、20代前半は自分のキャリアに目を向けていました。しかし、仕事を通じて視野は自然と国全体の現状に向き始めました。今は、幼少期と比べ、日本の国力は相対的に低下し、かつては気軽に行けた海外旅行でさえも手の届きにくいものになっていると感じます。

そうした変化を目の当たりにすることで、次第に「今の子どもたちが大人になったときに、誇りをもてる日本にしたい」という思いが芽生えていきました。

2045年、売り上げ1兆円。創業から20年あまりで売り上げ1兆円の達成は、日本のビジネスシーンにあまり前例がない挑戦です。しかし、もしCopiaがこれを成し遂げることができれば、「自分たちにもできる」という自信をもつ企業は必ず増え、日本の企業文化に再び成長への気概がよみがえるでしょう。

私たちCopiaの挑戦は、そののろしでありたいしベンチャー企業の旗振り役になりたいと考えています。

1兆円という目標を掲げたのは、それ自体をゴールとするためではなく、その過程でも無数の挑戦を生み出すためです。挑戦し続ける組織は必ず強くなり、挑戦し続ける個人は必ず成長します。その連鎖を、Copiaから日本全体へと広げ、日本のビジネスシーンそのものを鼓舞する。それが、私たちの掲げる「Empower Japan」です。

Copia
https://copia-group.co.jp/


いしかわ・まさかず◎Copia 代表取締役CEO。サイバーエージェント、デロイトトーマツコンサルティング、ボストンコンサルティンググループ(BCG)を経て2023年8月にCopiaに参画、24年1月から現職。

Promoted by Copia | text by Ayako Tajiri | photographs by Shuji Goto