全米の空港で数週間続く人員不足に苦しんでいたアメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空の株価は、この日いずれも約2%高となった。ショーン・ダフィー運輸長官は先日、「政府閉鎖により航空管制官の人員不足が続けば、欠航率は最大20%に達する可能性がある」と警告していた。これは、連邦航空局のブライアン・ベッドフォード長官が「航空管制官の最大40%が勤務に就いていない日もある」と発言したことを受けたものだ。
8日には、ニューヨークのラガーディア空港、およびジョン・F・ケネディ空港における運航便の約3分の1が遅れて離陸するなど、全米で5000便以上が遅延し、1000便以上が欠航した。さらに9日には、7700便以上が遅延し、2300便近くが欠航した。
テスラ株は、サイバートラック部門を率いていたシッダント・アワスティが3年の在任を経て退社すると発表した後も上昇を続けた。テスラのサイバートラックは、2023年11月の納車開始以来、生産上の遅れやバッテリー供給制約の影響もあり、これまでに10回のリコールが実施されている。最新の報告によれば、これまでに販売されたサイバートラックは6万3619台で、マスクがかつて予測していた年間25万台を大きく下回っている。
米国経済に対する悲観的な見方はここ数カ月で広がっており、消費者の間では政府閉鎖の長期化に対する懸念が高まっている。ミシガン大学消費者信頼感調査の責任者であるジョアン・シューは先日、「米国史上最長の政府閉鎖が長引くにつれ、経済への悪影響を懸念する声が高まっている」と述べた。
シンクタンクのカンファレンス・ボードも11月初めの報告書の中で、「回答者は政府閉鎖を複数回にわたり主要な懸念事項として挙げた」とし、「消費者はやや悲観的になっているようだ」と分析している。


