2026年に必要な3つのChatGPTプロンプト・スキル
確かに、生成AIのスキルは、非テック職であっても年収を最大47%押し上げる可能性がある(Indeedによる)。しかし、キャリアやビジネスで最も大きなリターンを得ており、AIツールの活用に関して最も大きな競争優位に立っているプロフェッショナルの多くは、仕事でChatGPTを正しく使い、自らを際立たせることを可能にする次の3つのスキルを備えている。
需要の高いChatGPTスキルは以下のとおりである。
1 クリティカル・シンキングと評価力
最近、EY(アーンスト・アンド・ヤング)のサイバーセキュリティ&責任あるAIプラクティスのシニアマネジャーであるジョン・ベイツが、先週のISC2 Security Congressで行った講演で、非常に驚くべき統計に言及した。従業員の約35%が自腹でAIツールに課金しており、さらに悪いことに、Z世代の労働者の約41%が自社のAI戦略を妨害しているというのだ。
従業員の3分の1以上が、雇用主に知られない形でAIを使っている状況は、「シャドーAI」を生み、深刻なセキュリティリスクと倫理的な問題を伴う。
フリーランスであれ社員であれ、働く者としては、職場環境でのAIツールの利用を適切に管理し、表層の出力にとらわれないクリティカル・シンキングを働かせる責任がある。AIの出力を丹念に評価し、倫理が守られているかを確認せよ――偏見、誤り、完全な虚偽、存在しない参考文献、完全に誤解を招く情報や中途半端な情報などがないかだ。
一方、マネジャーやリーダーであれば、情報セキュリティ部門やAIフォーカスグループと連携して、許可されていない不適切なAIツール利用から可能な限り守ることで、シャドーAIの横行に歯止めをかける責任がある。特にAIエージェントを使う場合は、あらかじめ決めたチェックポイントで人間をプロセスに介在させる(ヒューマン・イン・ザ・ループ)ことが必要となる。
このスキルが発揮されなかった場合の有名かつ重要な例として、豪州政府向けの44万豪ドル(約4400万円)の報告書に事実誤認や主張の矛盾が散見されたため、デロイトが一部返金を余儀なくされたという、最近の高くついたAIの不祥事を挙げておく。


