働き方

2025.11.12 08:15

派遣の6割が「DX実感」も、4人に1人が「雇い止め」の不安

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デジタル化が進んだ職場に派遣された人は幸せだ。しかし、喜んでばかりはいられない。26パーセント、約4人に1人は派遣ならではの不安を抱えている。それは大きく分けて3つ。ひとつは、ツールの使い方など学ぶべきことが多いという、スキルの習得に関するもの。もうひとつは、対話の機会が減り人間関係が希薄になるというコミュニケーションに関するもの。そして、雇用人数や出勤数が減って収入が減るという、雇用や仕事量に関するものだ。

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職場のデジタル化が進んで省人化されれば、派遣社員が切られる。派遣は、仕事が楽になればお払い箱という、悲しい運命を背負っているわけだ。だが、不安に負けてはいない。デジタル化に対応して身につけたいスキルを聞くと、AIツールの活用が64パーセントと突出して多く、データ分析、ITツールの活用、情報セキュリティーなどの専門的なスキルが続いた。それらを習得すれば、デジタル化を進めたい多くの企業に求められる人材となるはずだ。

プレスリリース

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文 = 金井哲夫

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