今回の下落にもかかわらず、ソフトバンク株は年初来で約150%上昇している。ギブソンは、投資家がソフトバンク株に「多大な上昇余地」を織り込んでいると指摘した。日本のコングロマリットである同社は、AI関連の他の投資も行っており、10月にはスイスの産業大手ABBのロボティクス部門を54億ドル(約8300億円)で買収した。孫は、ロボティクスとAI技術を融合させて超知能マシンを創り出す構想を描いている。「ソフトバンクの次なるフロンティアは、フィジカルAIだ」と彼は当時の声明で述べていた。
一方で、東京海上アセットマネジメント・インターナショナルのシンガポール拠点で最高投資責任者を務める秋澤宏典は、市場が新しい現実に適応するには時間がかかるため、投資家心理の低迷はしばらく続く可能性があると指摘する。
「2024年前半に見られたように、株式市場が再び高値を更新するような好材料がなければ、現在の水準が3カ月ほど続く可能性がある」と秋沢は述べた。「調整が長引くとは思わないが、市場の過熱感を解消するには時間が必要だ」と語った。


