ニューヨーク・タイムズは、フロリダ州の経済界リーダーたちによる評議会が、6日に選挙結果について声明を発表し、「成長促進的な環境と機会へのコミットメント」を掲げて、ニューヨークの経営者層を誘致する方針であると報じた。この報道では、不動産王でマイアミ・ドルフィンズのオーナーでもある億万長者スティーブン・ロスの発言が引用されている。ロスは「多くのビジネスリーダーが、自分たちが成功できる場所がどこなのか、これから直面する新しい法律や政策を踏まえて考えるだろう」と述べた。
ロスは2024年、自身が創業したニューヨークを拠点とする不動産会社、リレーテッド・カンパニーズの会長職を退き、その後パームビーチでの開発に100億ドル(約1兆5400億円)の投資を割り当てている。
AP通信は、投票締め切りからわずか30分後の午後9時34分に、マムダニの勝利を報じた。6日朝の時点で開票率は91%に達しており、マムダニは50.4%を獲得、クオモは41.6%で2位となっている。
マムダニは勝利演説の中でクオモに短く言及し、「私はアンドリュー・クオモの私生活での幸福を願っている。しかし今夜をもって彼の名前を口にするのは最後にしよう。私たちは、少数の者だけに応える政治から、多くの人々を見捨てない政治へとページをめくるのだ」と語った。


