主な批判者
歌手のケラーニは9月、TikTokに投稿したのち削除された投稿で、ザニア・モネのレコード契約を強く非難した。Billboardによれば、ケラーニは「この地上の何ものも、誰も、私にAIを正当化することはできない」と述べ、AIの創作物を尊重しないと明言した。彼女は、AI発のパフォーマンスが、学習に使われた著作権付き素材をもとに音楽を作っていながら誰にもクレジットを与えないことを嘆いた。
レコード会社Nettwerk Music Group(ネットワーク・ミュージック・グループ)の共同創業者でCEOのテリー・マクブライドはBillboardに対して、ザニア・モネや他のAIアーティストと契約はしないと語った。「それは我々の知るところのツアー可能な存在ではない」とし「仮に数億回のストリームを稼いだとしても、我々は関心がない」と付け加えた。
余談
映画業界もAI生成の役者に向き合っておりとりわけ9月にAIスタジオが披露したAI生成の「女優」Tilly Norwoodは、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)から即座に非難を浴びた。同組合は「創造性は、そしてそうあるべきなのは、人間中心である」とし「人間のパフォーマーを合成物で置き換えること」に反対を表明「合成物には引き出すべき人生経験がない」と述べた。
ウーピー・ゴールドバーグ、エミリー・ブラント、メリッサ・バレラを含む他の俳優たちもこのAIの使い方を批判した。このAIパーソナリティは、AIタレントスタジオXicoia(ジコイア)を立ち上げたエリーン・ファン・デル・フェルデンによって制作されたもので、彼女は複数の映画スタジオがこの創作物の起用に関心を示したと主張した。
AI生成のミュージシャンと同様に、Tilly Norwoodには実在の女優であるかのように投稿するInstagramページがあり、フォロワーは6万5000人超である。


