3. 応募する前にパーソナルブランドを一新する
転職中にプロフェッショナルが犯す最大の間違いの1つは、古いパーソナルブランドに頼ってしまうことだ。あなたの履歴書やLinkedIn(リンクトイン)のプロフィールは、あなたが去ろうとしている業界における専門性を強調している。成功する転職者は、新しいキャリアのレンズを通してこれまでの経験をとらえ直す。例えば、医療業務で培ったプロジェクト管理のスキルは、テック分野のプログラム管理にも必ず役に立つ。金融サービスで培った顧客関係の専門知識は、SaaS企業でのカスタマーサクセスの職務に直結する。
効果的なリブランディングの方法は、以下の通りだ。
・LinkedInのプロフィールを更新する: 以前の職務ではなく、目標とする職務を反映した文言に書き換える。「◯◯会社の元シニアマネジャー」ではなく、「プロダクトマネジメントに移行しているオペレーションのリーダー」にしてみよう。サマリーには、なぜ転職するのか、どのような転用可能なスキルを持っているのか、新しい分野でどのような価値を生み出すのか、といった転職のストーリーを書こう。
・履歴書を一新する:転用可能なスキルや関連する実績を強調する。移りたい業界の言葉を使う。求人情報を研究し、繰り返し出てくる用語やキーワードを取り入れる。
・コンテンツを作成する:LinkedInで書いたり、ブログを始めたり、関連するオンラインコミュニティに投稿したりして新しい分野に対する知識と情熱を示す。
取るべき行動:LinkedInのプロフィールと履歴書を、キャリア転換を反映したものに一新する。新しい分野への熱意を示すコンテンツを少なくとも1つ作成し、公開する。
4. ポートフォリオキャリアや副業を受け入れる
キャリア転換の従来のモデルは、本業の仕事を辞め、別の分野で本業とする仕事を見つけるというものだった。だがこのアプローチはリスクが高く、時間がかかることが往々にしてあり、いろいろと試す余地がない。古いキャリアに留まっているか、新しいキャリアにいるかのどちらかであり、中間地点はない。
より柔軟なアプローチは、複数の仕事を組み合わせるポートフォリオキャリアを築いたり、副業を始めたりすることだ。これだと収入をある程度確保しながら、新しい方向性を試したり開拓したりすることができる。これは、目指す分野でフリーランスのプロジェクトを請け負ったり、コンサルティングを始めたり、自分の興味やスキルに合った小規模なビジネスを立ち上げたりすることかもしれない。
この方法には、以下のような複数のメリットがある。
・転職期間中に収入を得ることができ、経済的なプレッシャーを軽減できる
・新しい分野で実際の経験と信用を築くことができる
・市場からの貴重なフィードバックが得られるため、新しい方向性が実現可能で充実したものであるかどうかがすぐにわかる
・複数の選択肢を持つことができ、従来型の雇用よりもポートフォリオワークの柔軟性の方を好む自分に気づくかもしれない
取るべき行動:フリーランスの仕事を案内するプラットフォームやコンサルティングの機会、あるいは委託業務などを通じて、30日以内に目標とする分野で収入を得る方法を3つ特定する。1カ月以内に少なくとも1件の有給の仕事を確保する。


