宇宙

2025.11.05 14:00

「究極のスーパームーン」 2025年11月の満月が特別な理由

2016年11月14日、オーストラリア南西部フリーマントルの戦争記念碑から70年ぶりに地球に最も近いスーパームーンの月の出を眺める人々(Paul Kane/Getty Images)

スーパー・ビーバームーンと「究極のスーパームーン」

実際のところ、スーパームーンはどれくらい大きいのだろうか。2025年11月のビーバームーンが満月となる瞬間の地心距離は、35万6980kmである。これは、2019年2月の満月「スノームーン」以来の近さで、そのときより134kmだけ地球から遠い。

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2025年 月の地心距離の変化と満月(国立天文台)
2025年 月の地心距離の変化と満月(国立天文台)

注目したいのは、今後2030年までに「究極」といっていいスーパームーンが連続で出現することだ。

来年12月24日の「コールドムーン」の満月の地心距離は、今年のビーバームーンより約240kmも地球に近い。これは2016年11月14日以来の近さで、壮大なスーパームーンが期待できるだろう。その後、2028年2月10日と2029年3月30日の満月も、さらに地球に近い究極のスーパームーンとなる。

2025年のスーパームーン

スーパームーンはどれくらいの頻度で見られるのかというと、ビーバームーンは2025年に3回連続で起こるスーパームーンの2回目に当たり、今年最も地球に近い満月となる。

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2025年のスーパームーンは以下の3つだ。(括弧内は地心距離)

・2025年10月7日(36万1458km)
・2025年11月5日(35万6980km)
・2025年12月5日(35万7219km)

2025年10月7日、スペイン・マドリード州トレロドネスにある歴史的建築物カント・デル・ピコ宮殿の背後に昇る満月(Recalcao Stock / Shutterstock.com)
2025年10月7日、スペイン・マドリード州トレロドネスにある歴史的建築物カント・デル・ピコ宮殿の背後に昇る満月(Recalcao Stock / Shutterstock.com)

2026年のスーパームーン

2026年のスーパームーンは比較的小さめだが、2016年以来最大のスーパームーンで幕を閉じる。

・2026年1月3日(36万2312km)
・2026年11月24日(36万768km)
・2026年12月24日(35万6740km)

今年のスーパー・ビーバームーンを見逃すな

2025年11月5日(水)のスーパームーンは、2019年以来で最も大きく、最も明るく、最も地球に近い満月となる。今年まだ満月を堪能していないなら、晴れ間を逃さず、この究極のスーパームーンをぜひ観察してみてほしい。

来年のクリスマスイブには今回を上回る究極のスーパームーンが起こるので、楽しみにしていよう。

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forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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