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2025.11.08 09:15

きれい好き日本人ほど掃除は「週1時間以内」時短と「ほどほど」の合理

プレスリリースより

プレスリリースより

家の中の清潔さをどれほど大切にしているか——その意識は国によって異なる。清掃機器メーカー・ケルヒャーが世界10か国で実施した「世界のお掃除アンケート2025」で、日本人の掃除時間が国際的に見てもきわめて短いことが明らかになった。世界的にも「きれい好き」のイメージが根づいている日本だが、実際には6割が「掃除時間は週1時間以内」、8割が「2時間以内」と回答。効率的に清潔さを保つ日本人の姿が浮かび上がる結果となった。 

【調査概要】
調査タイトル:ケルヒャー世界のお掃除アンケート
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年6月~7月
調査対象:ドイツ、オランダ、オーストリア、フランス、ベルギー、イギリス、ポーランド、オーストラリア、アメリカ、日本の10カ国の18歳~65歳の男女合計10,025人(日本の回答者数:1,000人)
調査機関:Dynata社(オンラインリサーチ会社)

日本人の6割が「掃除は週1時間以内」 

まず「家が清潔であることはどのくらい重要か」という質問に、「非常に重要」と答えた割合を国別で見ると、日本は10か国もっとも低く、「ある程度重要」「どちらでもない」と回答した人が最多だった。この傾向は、掃除時間の短さにも表れている。日本人の約6割が「週に1時間以内」、8割が「2時間以内」と回答し、他国に比べても明確に短い。


この結果を見て「日本人はもっと掃除に時間かけているはずだ」と思い、掃除機をかける時間をタイマーで測ってみたところ、3LDKマンションを掃除機がけするのにかかった時間はジャスト10分だった。毎日ルーティンとして行っている掃除機かけだがたまにはサボることもあるし、水回りの掃除時間を入れたとしても、週に1時間から2時間というのは確かに現実的だ。

掃除は「心を整える時間」

また、日本の回答者の約7割が「掃除を終えたあと、やるべきことを終えた満足感がある」と答えた。

この数値はドイツやオーストラリアを上回り、日本人にとって掃除が「義務を果たす行為」として強く意識されていることを示している。

さらに、約半数が「心が落ち着く」と答えており、清潔な空間が精神的な安定に直結していることもうかがえる。つまり、日本人にとって掃除とは単なる家事労働ではなく、心を整えるための行為でもある。見た目の清潔さの先にある感情のリセットこそが、掃除を続ける理由なのだろう。

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文=福島はるみ

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