モビリティ

2025.11.05 11:45

まだ間に合う。ジャパンモビリティショーは陸・海・空の乗り物が目玉に

6輪駆動のレクサスLSミニバン

Hondaは宇宙へ進出

地上を越えたモビリティの拡大に関する議論は、Hondaでも展開された。

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三部敏宏CEOは、生産開始予定のEV「0(ゼロ)」シリーズを3車種、新型EV軽自動車「Super-One プロトタイプ」、発売されたばかりのハイブリッドクーペ「Prelude」、そしてEV二輪車を含む複数の二輪車を発表したが、2015年の発売以来、年間約30台を販売するHondaJetの成功と、モーターボート用の強力な船外機について説明し、Hondaの宇宙への取り組みについても語った。そして、先日打ち上げに成功した回収式ロケットのに焦点を当て、宇宙への取り組みについて熱く語った。

HONDAの「再使用型ロケット実験機」も展示。2025年6月17日、 北海道にあるホンダ専用の設備で発射と着陸の実験が実施され、ロケットは垂直に発射されて高度約270メートルに到達した後、目標地点からわずか37センチメートルの誤差で垂直着陸に成功した。
HONDAの「再使用型ロケット実験機」も展示。2025年6月17日、 北海道にあるホンダ専用の設備で発射と着陸の実験が実施され、ロケットは垂直に発射されて高度約270メートルに到達した後、目標地点からわずか37センチメートルの誤差で垂直着陸に成功した。

センチュリーの刷新

トヨタでは、佐藤浩二社長が、EVを含む複数のパワートレインを搭載したまったく新しいカローラ、高齢者向けミニバン、小型ロボットなど、数々の新コンセプトカーを紹介した。そして豊田章男会長は、ロールスロイス・スペクターを連想する、全く新しい「センチュリー・クーペ」を披露した。

センチュリークーペ
センチュリークーペ

センチュリーブランドの歴史も掘り下げる「エモい」演出は新たな時代(センチュリー)を感じさせるものだったが、何より観客の気を引いたのは、将来の計画について語る豊田会長の自信に満ち、加熱気味の感情表現だった。一部のアナリストは、これはショー開幕前日に豊田会長がトランプ大統領と面会したことで強い刺激を受けたためではないかと推測していた。

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がんばれ日産

日産では、空飛ぶ車や宇宙旅行の話は語られなかったが、注目ニュースは3つあった。まず新型エルグランド。高級ミニバンというジャンルを作り上げた同車。「アル・ヴェル勢」や新しく参入するメルセデスらに、刷新された精悍な姿で強力な存在感を見せつけたようだった。

4代目となる新型エルグランド。
4代目となる新型エルグランド。

また、来年、ついに日本で発売が予定されるのが新型「パトロール」のデビュー。熱狂的なファンを持つ、待ち望まれた大型SUVだ。そしてもちろん、日本のドライバーにとって最も注目すべきニュースは、先日発売されたばかりの新型「リーフ」だろう。航続距離は702kmと謳われているものの、アメリカのEPA(環境保護庁)の数値を見ると、実際には485km程度となっている。

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文=ピーター・ライオン

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