ファストフード大手では明暗
伝統的なファストフードチェーンのなかにも、こうした動向の影響を受けている企業があるものの、ファストカジュアル勢ほど深刻ではない。ただ、ウェンディーズは明らかな例外で、CNNなどによると経営陣の交代や売上高の低迷を受けて株価は1年で55.9%も急落している。
バーガーキングやティム・ホートンズ、ポパイズ、ファイヤーハウス・サブズを傘下に持つレストラン・ブランズ・インターナショナルの株価は、1年前から5.5%下落している。ただ、直近四半期の売上高は前年同期比6.9%増えている。
マクドナルドの株価は比較的堅調で、年初来1.3%上昇している。戦略的なバリューセットキャンペーンで中間所得層の顧客を呼び戻したことが寄与したとみられる。とはいえ、CNNによると低所得層の支出は依然として低調なのが現状だ。
ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)やタコベル、ピザハットの親会社ヤム・ブランズの株価は、今年に入り4.5%上昇している。ヤフー・ファイナンスによると、売上高が堅調に伸びていることや、多角的な国際展開によって厳しいマクロ経済環境を乗り切っていることが評価されているもようだ。
ウェンディーズやマクドナルド、ヤム・ブランズは11月上旬に第3四半期の決算発表を予定しており、ファストフード大手の業績動向がより明確になる見通しだ。


