青春映画(coming-of-age movies)を観るのに、年齢は関係ない。このジャンルの映画が思い出させてくれるのは、魔法のような若者時代。今よりも責任が少なく、はるかに純粋だった年頃だ。
第2弾では、第1弾に続き「最高の青春映画」から10本を紹介する。
(編注:Amazonのプライム・ビデオで配信されている作品は「アマプラ」、Netflixで配信中の作品は「ネトフリ」としてリンクを掲載。両サービスで配信していない作品、また日本からは視聴できない作品は映像関連データベースサービス「IMDb」へのリンクを掲載している)
20. ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年)
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(アマプラ)は、女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作。優秀だが社交性に欠ける女子高生2人が、青春映画の伝統に倣い、卒業を前にイケてない境遇から抜け出すべく、同級生らが夜通し騒ぐパーティーに初めて参加しようと決意する。
ケイトリン・デヴァーとビーニー・フェルドスタインが主役を務め、繊細な演技を披露している。
19. クーリー・ハイ(1975年)
『クーリー・ハイ』(IMDb)は、このリストの中で公開年が最も古い作品だ。主人公は、高校卒業を控えた前途有望な親友2人(グリン・ターマンと、ローレンス=ヒルトン・ジェイコブス)。ある日の夜遊びが深刻な事態を招き、2人の将来は危うくなる。教師役でギャレット・モリスも出演している。



