残暑が落ち着き、過ごしやすくなるはずの秋。しかし多くの人が、この季節特有の体調不良に悩まされている。いわゆる「秋バテ」だ。
インターネットリサーチのNEXERと漢方みず堂が20代〜50代の男女500名を対象に実施した調査で、秋に心身の不調を感じる人や、夏から秋にかけて実際に体調を崩す人の実態が明らかになった。季節の変わり目における体調管理の難しさが浮き彫りになっている。
3割強が秋に心身の不調を実感
調査によると、例年秋になると心や体の不調を感じる人は35.2%に上った。「とてもある」が9%、「ややある」が26.2%で、3人に1人以上が季節の変わり目に何らかの不調を経験している。

不調の内容は「疲れやすい・だるさ」が73.9%と圧倒的で、「眠気・睡眠リズムの乱れ」と「気分の落ち込み・イライラ」が同率で42.6%、「頭痛・肩こり」が約40%と続いた。身体的な疲労だけでなく、精神面での不調を訴える人も多く、自律神経の乱れが心身両面に影響を及ぼしている様子がうかがえる。

8割以上が夏から秋にかけて体調を崩す
より深刻なのは、「夏から秋にかけて体調を崩すことがあるか」という質問に対し、81.8%が「ある」と回答した点だ。「とてもある」が22.7%、「ややある」が59.1%で、大多数が実際に病気や本格的な体調不良を経験している。

秋に「不調を感じる」人が3割強なのに対し、実際に「体調を崩す」経験者が8割という数字の開きは、多くの人が秋の不調を自覚していないか、軽視している可能性がある。
他の季節と比べて、秋は心や体が不調になりやすいと思うかという質問では、73.9%が「思う」と回答。理由として挙げられたのは、寒暖差の大きさ、夏の疲労の蓄積、日照時間の短縮による精神的影響などだった。
対策の中心は「温活」と「休養」
秋の不調を感じたときの対策を聞いたところ、自律神経を整えるための「温活」と「休養」が中心となっている。「湯船につかる」「温かい食事で基礎体温を上げる」といった体を温める工夫や、「早めに就寝する」「日光を浴びる」などの生活習慣の見直しが挙げられた。
服装や飲み物を徐々に秋冬仕様に変える、スタミナのある食事を摂る、適度な運動をするといった、日常生活の中でできる対策を実践している人が多い。
これらの不調は、ビジネスパーソンの仕事のパフォーマンスにも少なからず影響を与えているはずだ。秋になる頃には体調を崩しやすいとあらかじめ心構えをしておき、自分にとって適切な対策を準備しておくことが必要だろう。
【調査概要】
調査期間:2025年10月8日〜10月17日
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20代〜50代の男女500名
出典:漢方みず堂「秋の不調に関する調査」



