働き方

2025.11.05 08:05

年収1000万円で自信は手に入るのか 努力と失敗が作る自己肯定感の地層

プレスリリースより

自信の源は「自分で築く」が主流

自信の中身としては「過去の成功体験や努力の積み重ね」「自分の能力や可能性を信じること」が上位だった。つまり「自分で築く自信」を重視する姿勢が多数派ということだ。自信が高い層ほど、この内的な要因を選ぶ傾向が強まっていた。

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自信の揺らぎの要因は、失敗と否定的な評価

一方で、自信を崩す要因は「失敗・ミス」「他者からの否定的評価や批判」というものが目立った。さらに「自分より優れた人の存在」「年齢・体力の衰え」「経済・将来不安」も一定の影響を与えていた。自信が低い層ほど、失敗や評価への感受性が高いようだ。

自信は「自分で育てるもの」

今後の自信への向き合い方については「日々の努力や挑戦を重ね、行動の中で育てる」が最多であった。自信の高い層ほど「行動で育む志向」が強く、自信が低い層では「今の自分ができることに目を向ける」「揺らぎを受け入れる」姿勢も目立った。

コメント抜粋(自信への向き合い方)
・「挑戦の過程が自分を支える力になる。結果だけに寄らないことが大事である」(女性/50代/専業主婦・主夫)
・「日々の『できたこと』を認識して自分を褒める」(男性/20代/正社員・正職員)
・「営業は断られることが多いが、振り返りと改善が次の自信になる」(男性/30代/正社員・正職員)

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自信は属性や経済状況で差が開きやすく、その源となるものは努力と経験に集約されるようだ。その一方で、失敗経験や他者からの評価で自信は揺らぎやすい。また、多くの人が結果より過程を重視し、行動の積み重ねを通じて自信を育てようとしている。

今回の調査結果を踏まえると、これからの組織は、評価の伝え方と失敗からの学びを見直す余地があるように思う。結果だけを見るのではなく、努力の過程や工夫の積み重ねにも光を当てることで、働く人が自信を取り戻しやすい環境をつくるーーこれが結果的に企業全体の成長につながっていくのかもしれない。


プレスリリース

文=福島はるみ

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