「ラウンジ」カテゴリー
独立系ラウンジ/ルイ・ヴィトン ラウンジ by ヤニック・アレノ(ドーハ・ハマド国際空港内)
ドーハ・ハマド国際空港内に設けられたこの施設は、世界で初めてルイ・ヴィトンが提供するラウンジだ。世界各国に21のレストランを構え、ミシュランの3つ星を獲得した有名シェフのヤニック・アレノが監修しており、フランス料理にカタールの華やかな彩りを加えたアラカルトメニューが楽しめる。
ルイ・ヴィトンのモノグラム柄がついた家具や美しいアート作品、うっそうとした木々を目にする乗客は、自分が空港にいることも忘れてしまいそうになるだろう。
アレノは自らが監修したラウンジについて、FTGにこう語っている。「私が1番気に入っているのは、この空間が醸し出す雰囲気です──光、静けさ、落ち着いた感じですね」。
「明かりは、私にとって本質的に大切なものです。提供するメニューのイメージがこれで決まりますし、体験のリズムを定義するものだからです。私はまた、このラウンジが新たなホスピタリティのかたちを体現しているところも気に入っています──エレガントで、国際的で、24時間オープンしているところですね」。
「このラウンジは、ルイ・ヴィトンと私が共に抱くビジョンを反映しています。それはつまり、あらゆるディテールを磨き上げること。そして、ラウンジを訪れたゲストの皆さんに、単なる一過性のものではない、長く記憶に残る影響を残すものにしたい、という強い気持ちです」。
航空会社ラウンジ(各国)/エミレーツ・ファーストクラス・ラウンジ(エミレーツ航空、ドバイ空港内)
エミレーツ航空がドバイ空港に設けた広大なラウンジは、旅行者が求めそうなものをすべて、さらにはその期待を上回るサービスを提供している。焼いたマトウダイから、72時間煮込んだ牛カルビまで、幅広く美味しい食事メニューのほか、葉巻を楽しめるシガーバーや、シャンパンの「モエ・エ・シャンドン」が味わえるバー、シャワースパ、15分間の無料スパ・トリートメント、充実した休憩用/仕事用のスペースなどがある。とはいえ、ここで提供される最高の特典はおそらく、ラウンジから直接搭乗できるサービスの便利さだろう。
航空会社ラウンジ(米国)/「デルタ・ワン」ラウンジ(デルタ航空、ジョン・F・ケネディ国際空港内)
2024年に、「デルタ・ワン」搭乗券を持つ旅客向けラウンジ(「スカイクラブ」)としてニューヨーク市のジョン・F・ケネディ国際空港にオープンしたこの拠点は、他のどのデルタの空港ラウンジよりも広く、3万9000平方フィート(約3600平方メートル)以上の床面積を誇っている。
「デルタ・ワン」のビジネスキャビンと同様に、このラウンジは、さまざまな設備やサービスで、空の旅におけるラグジュアリーの基準を引き上げた。その例としては、ブラッスリーレストランで提供される3品コースの食事、シャワールーム(着ていた衣類を預けると、シャワーを浴びるあいだに、プレスして用意してくれるスチーミングサービスもある)、マッサージチェア、スパのトリートメントが用意されたリラックスエリアなどがある。


