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産業イノベーションと世界の自動車産業に関する執筆を担当。

miromiro / Bigstock

フォーブスは世界の市販車の中から最も低燃費なクルマ10選を発表した。1位にBMW、2位にシボレー、3位にフォルクスワーゲンがランクインしたほか、日本車では日産リーフが5位に選ばれている。以下にランキングの詳細を掲載する。

第1位:BMW i3
137/111 e-mpg (58.2/47.2km/ ℓ)

※距離は市街地/高速走行の順。以下同
米国環境保護庁(EPA)が発表した最も低燃費な車2015で第1位に輝いたBMW i3。コンパクトなボディを2色で彩り、3シリーズのプラグインハイブリッドモデルと比べ様々な点で優れている。170馬力(約127 kW)のこの車は、他の電気自動車と同様に走り出しから電気モーターにより最大トルクを発揮。予想以上にパワフルな走りを実現する。
充電器のタイプや電圧にもよるが、わずか6時間の充電で80~100マイル(約129~161キロ)の走行が可能とされている。またBMW i3は急速充電器(CHAdeMO方式)に対応しており、約30分で80%充電が可能だ。さらに、リチウムイオン・バッテリーが切れた際、ガソリンエンジンがバッテリーに代わって電気モーターを動かすレンジエクステンダーをオプションで追加することができる唯一の電気自動車だ。ただしガソリンタンクはごく小さいため、万一の事態に備えこまめな給油が必要だ。
メーカー希望小売価格は4万1,350ドル(約500万円)。

第2位:シボレー スパークEV
128/109 e-mpg(54.4/46.3 km/ℓ)

シボレーブランドの最もコンパクトな車のEVバージョン。130馬力(約97kW )の電気モーターを備え、327ポンドフィート(約443Nm)のトルクを瞬時に発揮し、軽快な走りを見せる。リチウムイオンバッテリーパックを搭載し、1回の充電で平均82マイル(約132 km)走行可能とされている。
充電は240ボルトで約7時間、標準の120ボルトでは約20時間もかかるが、公共の充電スタンドにある「急速充電器」対応型も選ぶことができる。スパークEVは、カリフォルニア州とオレゴン州の限定ディーラーでのみ販売中。
メーカー希望小売価格は2万6,820ドル(約320万円)。

第3位:フォルクスワーゲンeゴルフ
126/105 e-mpg(53.6/44.6km/ℓ)

2015年、米国ではコンパクトボディのハッチバック車ゴルフをベースとした電気自動車eゴルフが新たに発売される予定だ。最高出力115馬力(約86kW)の電気モーターは、走り出しから最大トルク199ポンドフィート(約270Nm)を発揮する。一充電走行距離は70~90マイル(約113~145 km)で、充電に要する時間は、標準の120ボルトでは20時間かかるが、240ボルトを使用した場合は4時間にまで短縮する。
一部の公共充電スタンドで利用可能な急速充電ユニットはオプションとなっている。eゴルフは1バージョンのみの発売で、自動で車両を減速させて衝突を回避するシステムを備えている。
メーカー希望小売価格は3万5,445ドル(約430万円)。

第4位:フィアット500e
122/108 e-mpg (51.9 /45.9km/ℓ )

キビキビ走るコンパクトカー、フィアット500のEV車は洗練されたイタリアンスタイルで、さらに見事3桁のガソリン等価換算燃費(mpgでの計算)を実現している。米国環境保護庁(EPA)によれば、フィアット500eの一充電走行距離は87マイル(約140 km)。電気モーターの最大出力は111馬力(約83 kW)だ。
電気自動車であるが故に航続距離に限度があることも心得ていて、フィアットは新型500eの購入者とリース契約者に、3年間は年12日まで無料でレンタカーを試用できるサービスを提供。長距離ドライブのニーズを満たしている。米国内での500eの取り扱いは、カリフォルニア州とオレゴン州のみ。
メーカー希望小売価格は3万1,800ドル(約380万円)。

第5位:日産リーフ
126/101 e-mpg(53.6/42.9km/ℓ)

米国で一番売れている電気自動車である日産リーフは、充実した装備と手頃な価格、そして程よくハイテクさを感じさせるデザインでありながら、本質的には限りなく「普通の」車だ。最大出力107馬力(約80 kW)の電気モーターを搭載し、一充電走行距離は平均84マイル(約135 km)とされる。
日産によれば、充電時間は専用の240ボルトの電源を使用した場合は5時間以下、標準の110ボルトの電源では一晩で、一部の公共充電スタンドで利用ができる高速充電ユニットをオプションで提供している。
メーカー希望小売価格は2万9,010ドル(約350万円)。

第6位:三菱iMiEV
126/99 e-mpg(53.6/42.1 km/ℓ)

卵型をした軽自動車i-MiEVは、電気自動車としては最も安い価格帯だ。車内は狭くドライブを楽しむ車とは言い難い上に、航続距離は62マイル(約100 km)と控え目だ。しかし、その小さいボディのおかげで都市の狭い駐車スペースにも楽に駐車することができ、シートヒーターなど数々の機能を揃えている。
一充電走行距離は約100 kmで、240ボルトの電源で7時間もの充電が必要とされている。メーカー希望小売価格は2万2,995ドル(約280万円)。

第7位:スマートフォーツーエレクトリックドライブ
122/93 e-mpg(51.9/39.5 km/ℓ)

2人乗りクーペ、またはオープンカーになる唯一の電気自動車として販売中のこの車は、超小型車であるスマートフォーツーのEVバージョンだ。従来のガソリンバージョンよりも軽快に走り、1速ギアのみで走行する。航続距離は短めで、平均68マイル(約109 km)。
米国ではバッテリーを車両とは別個にリースできる特別サービスプログラムがあり、より手頃な価格での購入が可能となっている。
メーカー希望小売価格は2万5,000ドル(約300万円)。

第8位:キアソウルEV
125/92 e-mpg(53.1/39.1km/ℓ)

ユニークな角ばったコンパクトハッチバック車キアソウルをベースに、100%電気で走るキアソウルEVが2015年モデルとして登場した。EPAによると航続距離は推定93マイル(約150 km)、充電は240ボルトで5時間、110ボルトではその2倍の10時間となっており、急速充電ポートがついている。
ソウルEVは米国内では現在カリフォルニア州の限定17店舗でのみ販売中。
メーカー希望小売価格は3万3,700ドル(約400万円)。

第9位:フォードフォーカスエレクトリック
110/99 e-mpg(46.8/42.1km/ℓ)

フォードによると、人気車であるコンパクトセダン、フォーカスのEVバージョンは一回の充電で76マイル(約122 km)走行可能。充電時間は240ボルトの電源で4時間、通常の110ボルトの電源で一晩だ。電気モーターの最高出力は143馬力(約107 kW)と十分パワーがあり、ガソリンバージョン並の力強い走りを実現する。
メーカー希望小売価格は2万9,170ドル(約350万円)。

第10位:テスラモデルS
88/90-94/97 e-mpg(37.4/38.3‐40/41.2km/ℓ)

この1年で最も話題になった車といえば、高級セダンのテスラモデルSだ。搭載する2つのバッテリーパックは60 kWhか85 kWhのどちらか選択可能。最高航続距離はそれぞれ208マイル(約335 km)と265マイル(約426 km)となっている。たった4.2秒で0から60マイル(約97 km)に到達する加速性能を持ち、従来のスポーツカーとしっかり肩を並べている。充電は標準の110ボルトで一晩、220ボルトでは約4時間。
メーカー希望小売価格は6万9,900ドル(約840万円)。

文 =ジョアン・ミュラー(Forbes) / 編集=上田裕資

 

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