キャリア・教育

2025.11.03 09:15

社員研修は「満足度5割、実践困難8割」。教室と現場のギャップ

Getty Images

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社員のスキルを高める研修を提供する企業は多いが、どれほど役に立っているのだろうか。じつは、研修で得た知識を現場で活かせる人は、じつに2割にも満たないことが調査によってわかった。

研修内容の実践サポートをAIで行う「研修定着AI」を提供するシェルパスは、過去1年間に企業研修を受けたことのある会社員424人を対象にアンケート調査を実施した。調査の対象となった研修は、業務系スキル、コミュニケーションやリーダーシップの力をつけるヒューマンスキル、思考力や概念化能力を高めるコンセプチュアルスキルの3つ。

満足度を尋ねると、どれもほぼ5割とまずまずの成績だった。ところが、実践が難しいと感じている人は、3つの研修とも8割を超える。

「学んだ内容を実務に合わせて応用できなかった」、「現場での個別性の高い課題に対応できなかった」という意見が多く聞かれた。教室と現場のギャップに打ちのめされた形だ。

ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルにおいては、どんな場面でそのスキルを使えばいいかわからないという意見も非常に多かった。

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文 = 金井哲夫

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