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2025.10.29 10:00

アップルが時価総額4兆ドル突破、MSとNVIDIAに次ぎ3社目 iPhone 17好調で

米アップルの最新「iPhone17」シリーズ。タイ・バンコクで(Wongsakorn 2468 / Shutterstock.com)

米アップルの最新「iPhone17」シリーズ。タイ・バンコクで(Wongsakorn 2468 / Shutterstock.com)

米アップルの時価総額が28日、4兆ドル(約609兆円)を初めて突破した。AI(人工知能)分野をリードする米エヌビディアと米マイクロソフトに次ぎ、4兆ドルの大台に乗せたのは史上3社目。最新の「iPhone 17」シリーズ発表以降の数週間で、同社の株価は急騰している。

アップル株は29日午前の米株式相場で一時前日比0.4%上昇し、時価総額が初めて4兆ドルを超えた。

7月に初めてこの大台に乗ったマイクロソフトも一時2%高となり、時価総額は約4兆400億ドル(約615兆円)に達した。

時価総額世界1位は約4.6兆ドル(約699兆円)のエヌビディアで、アップルはマイクロソフトに次いで現在3位。以降は米アルファベット(3.2兆ドル)、米アマゾン(2.4兆ドル)、米ブロードコム(1.7兆ドル)と続いている。

エヌビディアの株価はAI技術に対する需要の着実な伸びを背景に、直近10年間で約3万5000%上昇しており、今年7月に時価総額4兆円を突破した。

アップルは30日(日本時間31日)に2025年第4四半期(7〜9月期)決算を発表する予定で、米調査会社ファクトセットによればウォール街では、iPhoneの販売好調を追い風に1株当たり利益1.78ドル、売上高1021億ドル(約16兆円)を報告すると予想している。

9月にiPhone 17とiPad Pro、Vision Pro、MacBook Proの新機種を発表して以来、アップルの株価は15%以上値上がりしている。ブルームバーグによると、iPhone 17シリーズは米国と中国で、発売後10日間でiPhone 16シリーズを14%上回る販売台数を記録した。

米ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブスはアップルについて「AI分野でこれまで遅れを取っていた」と認めつつ、時価総額4兆ドル突破はカリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルにとって「重大な転機」となると指摘。「世界最高の消費者向けブランド力の証左」だとの見方を示した。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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