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2025.11.14 17:00

強い結婚生活は「建築物」と同じ、核となる関係を構築するための7つのステップ

Shutterstock.com

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結婚とは2人の人間が自然に結び付き、永遠に幸せに暮らすことだと思われがちだ。だが現実は違う。うまくいく恋愛関係は必ずしも相性や情熱の問題ではなく、日々の決断によって意図的に構築されるものであることが研究で一貫して示されている。

恋愛関係の科学で最も強力なモデルの1つである、心理学者ジョン・ゴットマン博士の「健全な関係性のある家庭」理論は、健全な結婚生活を頑丈な造りの家に例えている。それぞれの「階」は建物全体の強さにつながる重要な構成要素だ。

しっかりとした基礎がなければ建物は立っていられないのと同じように、核となる関係を構築する能力がなければ結婚生活は長続きしない。それぞれの「階」は下の「階」に支えられており、結婚生活の長期的な成功は連続的かつ累積的なものであることを示している。こうした本質を意識し、実践することでカップルは回復力があり、感情豊かで深く満足できる結婚生活を意図的に築くことができる。

1階:お互いの内なる世界を知る

パートナーをよく知ることは結婚生活を成功させる基本だ。ゴットマンはこれを「愛の地図」、つまり過去や感情、価値観、願望など相手の内面の地図と呼んでいる。広範にわたる愛着理論の研究でも同じことが指摘されている。お互いの内面をよく把握しているカップルはより親密で、感情的に安全でいられる。

愛の地図を作るプロセスは意識的かつ継続的なものだ。好奇心や積極的な傾聴、根気強さが求められる。手始めに以下の質問を自分に投げかけてみよう。

・パートナーにとって仕事と私生活での一番の目標は何か
・パートナーの人生で大切な人は誰で、それはなぜか
・パートナーは普段、ストレスや幸福、そして最も重要なことに失望をどのように処理しているか

好きな食べ物や習慣の好み、趣味など、取るに足らないと思われるようなことでさえ、親密感を深めることにつながる。互いの世界についての事細かな知識は共感や社会的なつながりに関連する脳の部位を活性化させ、それによって感情的なつながりをより強固なものにする。基本的に愛の地図は、他のすべての恋愛関係のスキルが構築される確実な土台となる。

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翻訳=溝口慈子

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