米ビデオゲーム小売企業のゲームストップの株価は、米国時間10月27日早朝のプレマーケット取引で7%超上昇した。これは、同社がSNSに投稿したドナルド・トランプ大統領を題材にしたAI生成ミーム画像を、ホワイトハウスがシェアしたことがきっかけである。
ゲームストップのX公式アカウントは、日常的にゲーム文化に関するミームを投稿している。25日の夜、同アカウントは「コンソール戦争は終わった」と宣言する投稿を行った。これは、マイクロソフトが看板タイトル『Halo』をライバルであるソニーのPlayStation 5でリリースする計画を発表した直後のことだった。
26日の夜、ホワイトハウスの公式Xアカウントがこの投稿をリポストした。その投稿には、ホワイトハウス前で米国旗に敬礼するトランプが、『Halo』の主人公であるマスターチーフのアーマーを身につけた、AI生成とみられる画像が添えられていた。
Power to the Players https://t.co/GqNu0qdgmw pic.twitter.com/4Hw6G7i7aW
— The White House (@WhiteHouse) October 27, 2025
ホワイトハウスの投稿には、ゲームストップの公式スローガンである「Power to the Players(プレイヤーに力を)」というキャプションが付けられている。
さらに、ホワイトハウスが運営する他の公式アカウントであるRapid Response 47もこのミームに反応し、「これはトランプが止めた9つ目の戦争だ」と投稿した。これは、大統領への就任以来8つの戦争を終結させたとトランプが主張していることを踏まえたものだ。
その後、ゲームストップのアカウントは、トランプと副大統領のJ・D・ヴァンスが『Halo』の世界に登場するミーム投稿を相次いで行った。
27日早朝のプレマーケット取引では、ゲームストップの株価は25.03ドルに上昇し、前週末の終値から7.4%上昇した。ミーム株として知られる同社株は今年に入り値動きが激しく、2025年初頭からの下落率は25.65%に達している。
25日にゲームストップが投稿したユーモラスなメッセージでは、この「コンソール戦争」は2000年代初頭に「Xbox専用タイトルとして(シリーズ第1作目である)『Halo』が発売されたことで幕を開けた」とし、いまやその戦いは終わったと宣言した。



